特許
J-GLOBAL ID:200903073913985721

パルサおよび受信回路を改良した超音波検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-107148
公開番号(公開出願番号):特開平5-172797
出願日: 1992年04月27日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】励起信号を発生するパルサ回路をトランスジューサ回路から誘導分離することにより、原子炉容器内のシーム溶接部の遠隔検査を改善する。【構成】昇圧変圧器186の使用により、パルサ回路90は低電圧定格の線形直流電源で動作される。回路間の誘導結合は励起信号トリガ用のSCR104のようなスイッチング素子の転流を確実にする。接地経路誘導雑音を避けるため、パルサ回路90に対してトランスジューサ回路92とは異なる接地経路Aを用いる。トランスジューサ回路92の接地経路Bはマニュピレータと原子炉容器自体を含む。したがって、トランスジューサ130は検査対象の容器の表面と接触できる。同様に、トランスジューサ回路92と前置増幅受信回路との間に誘導結合を設ける。この同じ誘導結合を用いることにより、FETに増幅段とトランスジューサ回路92のインピーダンス決定構成要素との間のインピーダンス整合を向上することができる。
請求項(抜粋):
金属構成要素に結合された第一の接地経路および計測器のための第二の接地経路をそなえた設備の中の該金属構成要素を検査するためにマニュピレータ30に取付けられたトランスジューサを用いる検査装置に於いて、上記第一の接地経路と接続可能な上記トランスジューサに結合されたトランスジューサ回路であって、上記トランスジューサを励起するための励起駆動信号を受ける入力回路網および応答信号を供給する出力回路網をそなえたトランスジューサ回路、上記第二の接地経路と接続可能であり、トリガ信号に応動して励起信号を発生するパルサ回路網、上記パルサ回路網に結合された第一の巻線および上記トランスジューサ回路の入力回路網に結合された第二の巻線をそなえた第一の結合手段であって、上記パルサ回路網で作成された励起信号に応動して上記励起信号を上記第二の巻線に誘導伝達することにより対応する上記励起駆動信号を供給する第一の結合手段、ならびに上記トランスジューサ回路の出力回路網の応答信号に応動して対応する応答出力信号をデータ取得設備に伝達する受信回路を含むことを特徴とする検査装置。
IPC (2件):
G01N 29/22 501 ,  G21C 17/003

前のページに戻る