特許
J-GLOBAL ID:200903073919980748
ガスセンサ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-247754
公開番号(公開出願番号):特開平10-090222
出願日: 1996年09月19日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】排気ガス中の酸素の濃度変化がNO感度に及ぼす干渉を防止して、被測定ガス成分の測定精度の向上を図る。【解決手段】第1の拡散律速部14を介して外部空間と連通する第1の内部空所20と、該第1の内部空所20内の雰囲気の酸素濃度を所定値に制御する第1の電気化学的ポンプセル30と、第2の拡散律速部16を介して第1の内部空所20と連通する第2の内部空所22と、該第2の内部空所22内の雰囲気の酸素濃度を所定値に微調整する第2の電気化学的ポンプセル44と、第3の拡散律速部18を介して第2の内部空所22と連通する第3の内部空所24と、該第3の内部空所24内の被測定ガス中の結合酸素を有する成分の還元又は分解により生じた酸素を汲み出す第3の電気化学的ポンプセル58と、該第3の電気化学的ポンプセル58のポンピング動作によって流れるポンプ電流を検出する電流計Ipを設けて構成する。
請求項(抜粋):
被測定ガス中の結合酸素を有する成分を還元又は分解して、その際に発生する酸素量を測定することにより、被測定ガス中の特定成分量を求めるようにしたガスセンサにおいて、固体電解質からなる基体と、前記被測定ガスを所定の拡散抵抗の下に導く第1の拡散律速部と、前記第1の拡散律速部を介して前記被測定ガス雰囲気と連通する第1の内部空所と、前記第1の内部空所を構成する固体電解質とこれに接して設けられた一対の第1のポンプ電極からなる第1の電気化学的ポンプセルと、前記第1の内部空所を構成する固体電解質とこれに接して設けられた一対の第1の測定電極からなる第1の電気化学的センサセルと、前記第1の内部空所で酸素濃度を所定の値に調整されたガスを所定の拡散抵抗の下に導く第2の拡散律速部と、前記第2の拡散律速部を介して被測定ガス雰囲気と連通する第2の内部空所と、前記第2の内部空所を構成する固体電解質とこれに接して設けられた一対の第2のポンプ電極からなる第2の電気化学的ポンプセルと、前記第2の内部空所を構成する固体電解質とこれに接して設けられた一対の第2の測定電極からなる第2の電気化学的センサセルと、前記第2の内部空所で酸素濃度を所定の値に調整されたガスを所定の拡散抵抗の下に導く第3の拡散律速部と、前記第3の拡散律速部を通じて導かれた被測定ガス中の結合酸素を有する成分の還元又は分解により生じた酸素を汲み出す第3の電気化学的ポンプセルと、前記第3の電気化学的ポンプセルの作動によって流れるポンプ電流を検出する電流検出手段を有することを特徴とするガスセンサ。
IPC (3件):
G01N 27/419
, G01N 27/41
, G01N 27/416
FI (3件):
G01N 27/46 327 E
, G01N 27/46 325 N
, G01N 27/46 331
前のページに戻る