特許
J-GLOBAL ID:200903073923857411

ターンシグナルキャンセル機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三宅 始
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-022007
公開番号(公開出願番号):特開平10-203234
出願日: 1997年01月20日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 スプリング42,49の種類を少なくしてコストの低減を図ることのできるターンシグナルキャンセル機構30を提供すること。【解決手段】 キャンセルカム31と、ターンシグナルレバー32に連動して中立位置と右折方向位置叉は左折方向位置の間で回動可能にケース34に組付けたターンブラケット35と、左右一対のアーム37を有しターンブラケット35に進退可能に組付けられ、各アーム37の先端部が節度山43に圧接してターンブラケット35を中立位置と右折方向位置及び左折方向位置のいずれか一位置に保持する節度機構を構成するように節度スプリング42で付勢した可動部材38と、ラチェットスプリング49でキャンセルカム31に向けて付勢したラチェット39を備え、ターンブラケット35がロック状態のとき節度スプリング42に抗して可動部材38を後退させてラチェット39の喰い付き逃げを生じさせる。
請求項(抜粋):
ステアリングシャフトと一体に回転するキャンセルカムと、ターンシグナルレバーの操作に連動して中立位置と右折方向位置叉は左折方向位置の間で回動可能にケースに組付けたターンブラケットと、左右一対のアームを有しターンブラケットに進退可能に組付けられ、各アームの先端部が前記ケースに設けた節度山に圧接してターンブラケットを中立位置と右折方向位置及び左折方向位置のいずれか一位置に保持する節度機構を構成するように節度スプリングで付勢した可動部材と、前記ケースに進退可能かつ回動可能に組付けられラチェットスプリングで前記キャンセルカムの回転軌跡内に進入する方向に付勢したラチェットとを備え、ターンブラケットが中立位置から右折方向位置叉は左折方向位置に回動されたときラチェットの先端部がキャンセルカムの回動軌跡内に進出し、ターンブラケットが右折方向位置叉は左折方向位置にあってキャンセルカムが同方向に回転されたときラチェットの基端部が前記両アーム間で回動し、キャンセルカムが反対方向に回転されたときラチェットの基端部が一方のアームに係合してターンブラケットを中立位置へ復帰させ、ターンブラケットが右折方向位置叉は左折方向位置にロックされた状態にあってキャンセルカムが反対方向に回転されたときラチェットの基端部が一方のアームに係合し前記節度スプリングの付勢力に抗して前記可動部材が後退するように前記ターンブラケットと前記ラチェット及び前記可動部材を相互に連係させたことを特徴とするターンシグナルキャンセル機構。

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