特許
J-GLOBAL ID:200903073927771201
微少流量調節弁
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-328378
公開番号(公開出願番号):特開平7-180773
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】 微少流量を調節する溝部の加工を容易かつ安価に行うことができ、長期間、微少流量の調節機能と閉塞機能を維持し得る微少流量調節弁を得る。【構成】 隔壁4(図示実施例では隔壁4に取り付けられた縮流管13)に形成された円筒形の開口部5には、閉止弁10と一体化された円柱形の制御弁12が挿入され、弁軸9によって閉止弁10と共に上下方向に摺動可能となっている。制御弁12の周面の一部には、例えばエンドミルやフライスカッター等を使用して、断面が一定半径の円弧状で深さが変化する溝12aが形成されており、上下方向に移動することによって、開口部5との間に形成される流路の断面積が連続的に微少変化する。それによって、入口流路2から流入する流体の流量は、溝12aの有効な断面積に応じて微少な変化をすることができる。また、閉止弁10の着座部11が隔壁4の弁座部14に接触すると、完全な閉弁状態となる。
請求項(抜粋):
弁本体内部の入口流路と出口流路との間に設けられて流れ方向をわん曲させる隔壁と、該隔壁に設けられて前記入口流路と出口流路とを連通させる開口部と、該開口部に対向して配設された閉止弁とを具備し、該閉止弁の下端には、前記開口部の軸線と同軸上に配され、該開口部に摺動自在に嵌合支持されるとともに、周面には先端に向かって断面積が比例的に増加する流量調節用の断面円弧状の溝が形成された制御弁が突設され、かつ前記閉止弁は上下動可能でその下端面が前記開口部の周囲に形成された弁座部に当接可能となっていることを特徴とする微少流量調節弁。
引用特許:
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