特許
J-GLOBAL ID:200903073932016365

トナー用ポリエステル樹脂

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-009223
公開番号(公開出願番号):特開平5-009278
出願日: 1991年01月29日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】 溶融流動性および低温定着性が良好で、耐ブロッキング性に優れ、かつ溶融粘度の温度依存性の少ないトナー用樹脂を提供する。【構成】 (a)テレフタル酸成分および/またはイソフタル酸成分から導かれる単位、(b)全カルボン酸成分に対して80モル%以下のジオール成分から導かれる単位、および(c)全カルボン酸成分に対して20モル以上の脂肪族ジオールから導かれる単位からなり、(a)を全カルボン酸成分単位に対して40〜 100モル%含み、(c)の脂肪族ジオールから導かれる単位中脂環式ジオールから導かれる単位が全カルボン酸成分単位に対して1〜60モル%含まれ、脂環式ジオール単位以外の脂肪族ジオール単位を全カルボン酸成分単位に対して40〜99モル%含む架橋構造を有しないポリエステル樹脂であって、ガラス転移温度Tg が40〜70°C、軟化温度が70〜 130°Cであり、重量平均分子量Mw が4000〜 16000、数平均分子量Mn が2000〜8000であり、溶融粘度が5000ポイズになる温度T1 が 100〜145°C、溶融粘度が 500ポイズになる温度T2 が 125〜 175°Cであり、その温度差(T2 -T1)が20°C以上であることを特徴とするトナー用ポリエステル樹脂。
請求項(抜粋):
(a)テレフタル酸成分および/またはイソフタル酸成分から導かれる単位、(b)全カルボン酸成分に対して80モル%以下の下記式(1):【化1】式中、Rは炭素数2または3のアルキレン基であり、xおよびyは整数であって、2≦(x+y)≦6である。で表されるジオール成分から導かれる単位、および(c)全カルボン酸成分に対して20モル以上の脂肪族ジオールから導かれる単位からなり、(a)を全カルボン酸成分単位に対して40〜 100モル%含み、(c)の脂肪族ジオールから導かれる単位中脂環式ジオールから導かれる単位が全カルボン酸成分単位に対して1〜60モル%含まれ、脂環式ジオール単位以外の脂肪族ジオール単位を全カルボン酸成分単位に対して40〜99モル%含む架橋構造を有しないポリエステル樹脂であって、ガラス転移温度Tg が40〜70°C、軟化温度が70〜 130°Cであり、重量平均分子量Mw が4000〜 16000、数平均分子量Mn が2000〜8000であり、溶融粘度が5000ポイズになる温度T1 が 100〜 145°C、溶融粘度が 500ポイズになる温度T2 が 125〜 175°Cであり、その温度差(T2 -T1)が20°C以上であることを特徴とするトナー用ポリエステル樹脂。
IPC (5件):
C08G 63/672 NPB ,  C08G 63/18 NNT ,  C08G 63/199 NNC ,  D06P 5/00 117 ,  G03G 9/087

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