特許
J-GLOBAL ID:200903073932609560

多層構造物の地震時層間変位検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市東 禮次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-006139
公開番号(公開出願番号):特開平11-201703
出願日: 1998年01月14日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】多層構造物の安全性を地震後速やかに且つ簡単に確認できる地震時層間変位検出装置を提供する。【解決手段】層間変位を測定すべき層間2の対向する上層床3又は下層床4に層間変位に応ずる径rの円7を有するスケール6を固定する。剛性支持柱10の一端11に取り付けた記録具17をスケール6の中心Oの周辺と摺動自在に接するようにしつつ、該支持柱10の他端12をスケール6と層間2を隔てて対向する下層床4又は上層床3に固定する。地震前に記録具17をスケール6の中心Oに位置決めし、地震後にスケール6上の記録具17による記録位置から層間変位を求める。好ましくはスケール6上の円の径rの大きさを、層間2の高さhと当該層間2における層間変形角の最大許容量δmaxとの積(r=δmax×h)とする。
請求項(抜粋):
多層構造物の地震時の層間変位を検出する装置において、測定すべき層間の対向する上層床又は下層床に固定され且つ層間変位に応ずる径の円を有するスケール、一端が前記スケールの中心の周辺と摺動自在に接するように他端を前記スケールと前記層間を隔てて対向する下層床又は上層床に固定した剛性支持柱、及び該剛性支持柱の前記一端に取り付けた記録具を備え、地震前に前記記録具を前記スケールの円の中心に位置決めし、地震後に前記スケール上の前記記録具による記録位置から層間変位を求めてなる多層構造物の地震時層間変位検出装置。
IPC (5件):
G01B 5/00 ,  G01B 5/30 ,  G01H 1/00 ,  G01H 1/16 ,  G01M 19/00
FI (5件):
G01B 5/00 A ,  G01B 5/30 ,  G01H 1/00 E ,  G01H 1/16 ,  G01M 19/00 Z

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