特許
J-GLOBAL ID:200903073941041119

ドーパント添加多結晶質材料から単結晶材料への転化

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-019616
公開番号(公開出願番号):特開平7-267790
出願日: 1995年02月08日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】 多結晶質セラミック物体を単結晶物体に転化させるための固相法を提供する。【構成】多結晶質物体に転化促進用ドーパントを添加し、次いで多結晶質物体を単結晶物体に添加させるのに十分な所定の時間にわたって多結晶質物体を所定の温度に加熱する工程を含む。所定の温度とは、多結晶質材料の融点より低くかつ多結晶質材料の融点の約半分の温度より高い温度である。多結晶質アルミナを単結晶アルミナ(サファイア)に転化させる場合に有用な転化促進用ドーパントとしては、+3の原子価を有する陽イオンを生成する物質(たとえば、クロム、ガリウム及びチタン)が挙げられる。また、多結晶質物体の第1の部分に転化促進用ドーパントを所定の濃度にまで添加しかつ第2の部分にはドーパントを添加しないようにして、多結晶質物体を加熱すれば、第1の部分は単結晶組織に転化するが、第2の部分は多結晶質組織を保有する複合材料物体が得られる。
請求項(抜粋):
多結晶質アルミナ物体をサファイア物体に転化させるための固相法において、(a)多結晶質アルミナ物体の少なくとも一部分に転化促進用ドーパントを所定の濃度にまで添加し、次いで(b)前記多結晶質アルミナ物体の少なくとも前記ドーパント添加部分を所定の時間にわたり、ドーパント添加アルミナ材料の融点の半分の温度より高くかつドーパント添加アルミナ材料の融点より低い所定の温度に加熱して、前記多結晶質アルミナ物体の前記ドーパント添加部分をサファイアに転化させる工程を含むことを特徴とする方法。
IPC (2件):
C30B 29/20 ,  C30B 1/02

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