特許
J-GLOBAL ID:200903073941298438

データ復調方法およびスペクトル拡散通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-172405
公開番号(公開出願番号):特開平9-023170
出願日: 1995年07月07日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】【課題】 スペクトル拡散通信システムの回路規模を小さくし、システムの小型化、低消費電力化および低価格化を実現することである。【解決手段】 この発明は、データ発生部1、S/P変換部3、乗算器5〜9、変調器11〜15、遅延素子17〜21、PN発生器13、変調器25、ローカル信号発生器35、合波器27、周波数変換部29、電力増幅部31およびアンテナ33を含む。変調拡散データM1〜M3を、同一の時間間隔で遅延させ、多重した送信信号を送信する。受信機は、遅延時間の最も短い復調前データのもとになるデータの復調データを基準とし、その基準となる復調データと、その基準となる復調データの基になる復調前データの次にくる復調前データとを乗算し、その信号を更新された基準となる復調データとして出力する動作を繰返す。このため復調に関する回路を少なくすることができ、システムの回路規模を小さくできる。
請求項(抜粋):
拡散符号に基づく送信拡散符号処理信号と、前記送信拡散符号処理信号に対して、前記拡散符号で処理された複数のデータに基づく複数のデータ処理信号の各々を、基準となる遅延時間の、連続した自然数倍で遅延させた複数の送信遅延データ処理信号とを含む送信信号を受取るステップと、前記送信信号を処理し、前記送信拡散符号処理信号に基づく第1の拡散符号処理信号と、複数の前記送信遅延データ処理信号に基づく複数の第1の遅延データ処理信号とを発生するステップと、前記基準となる遅延時間と同一の時間で、前記第1の拡散符号処理信号を遅延させた第2の拡散符号処理信号と、前記基準となる遅延時間と同一の時間で、前記複数の第1の遅延データ処理信号を遅延させた複数の第2の遅延データ処理信号とを発生するステップと、前記第1の拡散符号処理信号および前記複数の第1の遅延データ処理信号からなる信号列と、前記第2の拡散符号処理信号および前記複数の第2の遅延データ処理信号からなる信号列とを、同一時間軸上で、乗算し、複数の乗算信号を発生するステップと、前記複数の乗算信号のうち、前記第2の拡散符号処理信号と前記第1の遅延データ処理信号とを乗算した乗算信号を基準となる復調データとして発生するステップと、前記基準となる復調データと、その基準となる復調データの基になる前記乗算信号より前記基準となる遅延時間、遅れた前記乗算信号とを乗算し、更新された基準となる復調データとして出力する動作を繰返し行なうステップとを含む、データ復調方法。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H04L 27/18
FI (2件):
H04J 13/00 D ,  H04L 27/18 Z

前のページに戻る