特許
J-GLOBAL ID:200903073943352090
光モジュール組立方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-318687
公開番号(公開出願番号):特開平7-174939
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】半導体レーザと光ファイバを結合する光モジュールの組立で光軸のずれ量を減少させる。【構成】半導体レーザユニットとサポートに位置調整が可能のように保持された光ファイバ素線9とを半導体レーザのレーザ光の結合効率が最大の位置に合わせる工程P1と、サポート7とユニットとを密着押圧にしてサポートとフェルールとをレーザ溶接する工程P2と、フェルールのチャックを開閉して光軸方向の歪を解消する工程P3と、サポートを押圧状態から解放し結合効率が最大の位置に合わせる工程P4と、サポートを低押圧し再度平面内で結合効率が最大の位置に合わせる工程P5と、工程P4と工程P5における結合効率を比較して規格値以内のみサポート7とレーザユニット10とを押圧してレーザ溶接する工程P6,P7とで構成される。
請求項(抜粋):
半導体レーザと、前記半導体レーザからの出射光を集光するレンズと、前記半導体レーザ及び前記レンズを固定する第一の固定部材と、光ファイバと、前記第一の固定部材上に裁置され前記光ファイバ先端部を微小な間隙を持って光軸方向に案内する第二の固定部材とから光モジュールを組み立てる方法において、前記第一の固定部材を第一のマニピュレータで保持し前記光ファイバの先端部を第二のマニピュレータで保持し、この第一及び第二のマニピュレータを相対的に動かし、前記半導体レーザと前記光ファイバとの結合効率が最大になるように前記第一の固定部材に対する前記光ファイバの先端部の位置を合わせる第一の工程と、この第一の工程後に前記第二の固定部材の端面と前記第一の固定部材の端面とを密着押圧状態にし前記第二の固定部材と前記光ファイバの先端部とを溶接する第二の工程と、この第二の工程後に、前記光ファイバを保持している前記第二のマニピュレータのチャックを開閉する第三の工程と、この第三の工程後に、前記第二の固定部材の端面と前記第一の固定部材の端面とを押圧状態から解放し光軸と垂直な平面内で再び前記結合効率が最大になるように前記第一及び第二のマニピュレータを動かして、前記第一の固定部材に対する前記光ファイバの先端部の位置を合わせる第四の工程と、この第四の工程後に、前記第二の固定部材を光軸位置合わせできる程度の力で前記第二の固定部材に低押圧し再度光軸と垂直な平面内で再び前記結合効率が最大になるように前記第一及び第二のマニピュレータを動かして、前記第一の固定部材に対する前記光ファイバの先端部の位置を合わせる第五の工程と、前記第四及び第五の工程における前記結合効率を比較し前記第五の工程における前記結合効率が前記第四の工程における前記結合効率の設定した割合のレベル以上ある場合のみに前記第二の固定部材を前記第一の固定部材へ高押圧し前記第二の固定部材と前記第一の固定部材とを溶接する第六の工程とから構成されることを特徴とする光モジュール組立方法。
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