特許
J-GLOBAL ID:200903073944770030

三次元防振パーツ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 東山 喬彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-175771
公開番号(公開出願番号):特開平10-002129
出願日: 1996年06月13日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 水平方向の防振と垂直方向の防振を極めて簡易な構造により達成するとともに、装置の小型扁平化を図り、併せて被支持体の重量変化等に対応して耐荷重、防振特性等を適宜に可変し得るようにする。【解決手段】 本発明の三次元防振パーツ1は、水平防振作用部10と、垂直防振作用部20とを一体に組み合わせて成る三次元防振作用部5と、この三次元防振作用部5を包覆するケーシング6と、このケーシング6に対し前記三次元防振作用部5を介して遊動状態に接続される支承体7とを具えて成り、更にこのうち水平防振作用部10は、凹陥面11と接触子15とを具えて成り、両者の相対位置は求心作用によって一定の位置に収束するとともに、垂直防振作用部20は、少なくとも剪断方向に多く力が作用するように粘弾性体21を具えて成り、自変形作用によって吸振を図ることで、上記課題の解決を図っている。
請求項(抜粋):
水平方向の防振を免震作用により行う水平防振作用部と、垂直方向の防振を吸振作用により行う垂直防振作用部とを一体に組み合わせることによって構成される三次元防振作用部と、この三次元防振作用部を包覆するケーシングと、このケーシングに対し前記三次元防振作用部を介して遊動状態に接続される支承体とを具えて成り、更にこのうち三次元防振作用部における水平防振作用部は、なだらかな凹陥面と、この凹陥面に常時接触する接触子とを具えて成り、前記凹陥面と接触子との相対位置は求心作用によって一定の位置に収束するように構成されており、一方、垂直防振作用部は、少なくとも剪断方向に多く力が作用するように配置される粘弾性体を有して成り、この粘弾性体の自変形作用によって伝達された振動を吸収するように構成されていることを特徴とする三次元防振パーツ。
IPC (2件):
E04H 9/02 331 ,  F16F 15/04
FI (2件):
E04H 9/02 331 Z ,  F16F 15/04 E
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平1-207007
  • 電子機器の台足構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-256775   出願人:富士通株式会社
  • 特開平3-244767
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