特許

J-GLOBAL ID：200903073954571648

非酸化物系セラミック繊維強化セラミックス複合材料の製造方法

発明者： 井頭 賢一郎 ,  西尾 光司 ,  岡崎 章三
出願人/特許権者： 川崎重工業株式会社
代理人 (1件)： 塩出 真一 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-097738
公開番号（公開出願番号）：特開平9-255442
出願日： 1996年03月26日
公開日（公表日）： 1997年09月30日
要約：

【要約】【課題】 強化繊維の外部からの酸素の接触を防止するとともに、繊維からの分解ガスの発生を抑制して、高い耐久性を有する非酸化物系セラミック繊維強化セラミックス複合材料を製造する。【解決手段】 非酸化物系セラミック繊維16の表面にSiC、Si3 N4 、BN等からなる緩衝層18をCVD法、CVI法、ポリマー含浸・焼成法等により形成し、ついで、この緩衝層18の表面にNi、Pt、Pd、Nb、Ta、W等からなる高融点金属層をメッキ法、PVD法等により形成した後、ポリマー含浸・焼成法、CVI法、粉末焼結法等によりセラミックマトリックスの形成・緻密化を行って繊維近傍に高融点金属層を位置させる。また、高融点金属層の代りに、BaO-Al2 O3 -SiO2 系ガラス、SiO2 系ガラス、B2 O3 -SiO2 系ガラス等からなるガラス層を粉末含浸法、スラリー含浸法、スラリーの昇華乾燥法による予備成形体への粉末含浸法、アルコキシド含浸法、溶融ガラス浸漬法等で形成する。

請求項（抜粋）：

非酸化物系セラミック繊維の表面に緩衝層を形成し、ついで、この緩衝層の表面に高融点金属層を形成した後、セラミックマトリックスの形成・緻密化を行って繊維近傍に高融点金属層を位置させることを特徴とする非酸化物系セラミック繊維強化セラミックス複合材料の製造方法。

IPC (3件)：

C04B 35/80 ,  C04B 41/88 ,  C04B 41/89

FI (3件)：

C04B 35/80 L ,  C04B 41/88 Q ,  C04B 41/89 A

引用特許：

審査官引用 (1件)

• コ-トされた強化繊維を有する炭化ケイ素複合材料及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-156647   出願人：ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ