特許
J-GLOBAL ID:200903073957743725

ヒートパイプ式熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高島 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-151313
公開番号(公開出願番号):特開平8-014775
出願日: 1994年07月01日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 流体が蒸発部によって冷却され該蒸発部の外表面へ凝固または昇華し固相体として生成しても、特別なエネルギーの付与を必要とせず、容易にこれを除去することが可能なヒートパイプ式熱交換器を付与すること。【構成】 蒸発部1、蒸気管2、凝縮部3、還流管4が閉ループ状路を形成するように接続され、作動液が該路内を循環しうる構造を有するヒートパイプ式熱交換器であって、高い方の温度の流体H2またはその成分が蒸発部によって冷却され該蒸発部の外表面へ固相体化することに応じて作動液の循環を停止しうるバルブ5を有することを特徴とする。蒸発部と蒸気管は共に終端側が始端側より高く、凝縮部と還流管は共に終端側が始端側より低く配置されるのがよい。本発明は主として温度調整装置S1に付帯され、固相体の例としては霜が挙げられる。バルブの開閉は、自動制御されるのがよい。
請求項(抜粋):
温度の異なる2つの流体のうち、高い方の温度の流体内に配置され作動液が蒸発する蒸発部と、低い方の温度の流体内に配置され作動液が凝縮する凝縮部とが、蒸気管と還流管を介して閉ループ状路となるように接続され、作動液がこの閉ループ状路内を循環しうる構造を有するヒートパイプ式熱交換器であって、高い方の温度の流体またはその成分が蒸発部によって冷却され該蒸発部の外表面へ固相体化することに応じて作動液の循環を停止しうるバルブを有することを特徴とするヒートパイプ式熱交換器。

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