特許
J-GLOBAL ID:200903073960987384
磁気特性が優れた鏡面一方向性電磁鋼板の製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-287609
公開番号(公開出願番号):特開平11-106827
出願日: 1997年10月06日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 磁気特性が優れた鏡面一方向性電磁鋼板を工業的に安価に製造する方法を提案するものである。【解決手段】 C:0.03〜0.10%、Si:3.0〜4.0%を含有する一方向性電磁鋼板の冷延板を、酸化度(PH2 O/PH2 )が0.01以上0.15以下の雰囲気ガス中で脱炭焼鈍を行ない、アルミナを主成分とする焼鈍分離剤を塗布し仕上げ焼鈍を施すことからなる鏡面一方向性電磁鋼板の製造方法において、上記冷延板の鋼板表面から2μmまでの深さにおけるSi含有量を3.0%より低くすることにより、低酸化度雰囲気の脱炭焼鈍でもC量を効果的に低下させることが可能となり、脱炭焼鈍表面の低酸化層とアルミナ焼鈍分離剤の有機的効果により、極めて磁気特性が良好な鏡面一方向性電磁鋼板を低コストで得ることができる。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.03〜0.10%、Si:3.0〜4.0%を含有する一方向性電磁鋼板の最終冷延板に、脱炭焼鈍を酸化度(PH2 O/PH2 )が0.01以上0.15以下の雰囲気ガス中で行ない、アルミナを主成分とする焼鈍分離剤を塗布し、仕上げ焼鈍を施すことからなる鏡面一方向性電磁鋼板の製造方法において、前記最終冷延板の鋼板表面から2μmまでの深さにおけるSi含有量を3.0%より低くすることを特徴とする磁気特性が優れた鏡面一方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
C21D 8/12 B
, H01F 1/16 B
前のページに戻る