特許
J-GLOBAL ID:200903073962666836

障害物衝突防止支援システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐田 守雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-358646
公開番号(公開出願番号):特開2002-163792
出願日: 2000年11月27日
公開日(公表日): 2002年06月07日
要約:
【要約】【課題】 機器故障と悪天候に伴い障害物を検出する能力が低下している状態であることを自己診断し、ドライバにシステムが作動していないことを通知する障害物衝突防止支援システムを提供する。【解決手段】 一辺が50cm以上のマーク板を100m以内の視野内に含んで画像を撮像するカメラと、画像内のマーク板領域の輝度値から評価値を求め、快晴時の評価値で正規化して環境状態の変化を検出する手段と、過去、マーク板を当該位置に設置し環境状態の変化毎に検出した評価値と車両位置検出結果から成る基準データを格納する手段と、検出した評価値と基準データを照合し所定閾値によりセンサの検出能力を判定する自己診断手段と判定結果と機器故障検出結果とを区分して機器動作情報を作成し、ドライバにシステムの動作状態を通知する手段を備えた障害物衝突防止支援システム。
請求項(抜粋):
路側のポールに設置するカメラとカメラの撮像画像を利用してカーブ区間内に存在する停止車両、低速車両等の障害物を検出する画像処理装置から成る障害物検出手段と、前記障害物検出手段の出力をもとに提供情報を作成する情報処理装置から成る障害物情報作成手段と、路側に設置する情報版あるいは、路車間通信装置により通過車両のドライバに障害物情報を提供する障害物情報提供手段とを有する障害物衝突防止支援システムにおいて、カメラ等の故障を検出する機器故障検出手段と、雨、霧等のカメラ視界を左右する環境状態を検出する環境状態検出手段と、環境状態検出手段の出力から障害物検出手段の検出能力を自己診断して出力する自己診断手段と、自己診断手段と機器故障検出手段の出力をもとに機器の動作状態情報を作成する機器動作情報作成手段と、ドライバにシステムの動作状態を通知するシステム動作通知手段とを設けたことを特徴とする障害物衝突防止支援システムであって、前記環境状態検出手段は、前記カメラの内、少なくとも1個のカメラを取り付けたポールに設ける一辺が50cm以上のマーク板と、前記マーク板を100m以内の視野内に含んでマーク板と道路上の障害物の両方を撮影するカメラから成る手段と、マーク板を撮像するカメラの画像内からマーク領域の輝度を抽出して評価値を求め、過去、快晴時に求めた評価値で正規化することにより環境状態の変化を検出する手段を備え、前記自己診断手段は、過去、カメラから前方の当該位置にマーク板を設置し、環境状態を検出する環境状態検出手段と障害物検出手段により、過去、環境状態の変化毎に検出した環境状態の評価値と車両位置検出結果からなる基準データを格納して設定する手段を備え、前記環境状態検出手段の出力した評価値を基準データと照合し、所定閾値により障害物検出手段の検出能力の低下を判定して出力する自己診断手段を備え、機器動作情報作成手段は、機器故障検出手段と自己診断手段による出力を編集区分して出力するようにしたことを特徴とする障害物衝突防止支援システム。
IPC (5件):
G08G 1/16 ,  B60R 21/00 624 ,  B60R 21/00 628 ,  G08G 1/04 ,  G08G 1/048
FI (5件):
G08G 1/16 D ,  B60R 21/00 624 F ,  B60R 21/00 628 B ,  G08G 1/04 C ,  G08G 1/048
Fターム (9件):
5H180BB18 ,  5H180CC04 ,  5H180EE13 ,  5H180EE14 ,  5H180GG02 ,  5H180JJ09 ,  5H180LL01 ,  5H180LL04 ,  5H180LL15

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