特許
J-GLOBAL ID:200903073970932936

実質的に架橋していない無水マレイン酸変性エチレンポリマー及びその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-058220
公開番号(公開出願番号):特開平5-093010
出願日: 1992年03月16日
公開日(公表日): 1993年04月16日
要約:
【要約】【目的】 非架橋グラフトエチレンポリマーを溶剤の不存在下で、単独重合抑制用添加剤を用いることなく製造することができる方法を提供する。【構成】 飽和高密度ポリエチレン、無水マレイン酸、ナイロン11及び開始剤の2,5-ジメチル-2,5-ジ(t-ブチルペルオキシ)ヘキサンをタンブリングでドライブレンドして供給原料混合物を調製し、これを二軸スクリューロッドダイ押出機に供給し、200°Cにおいて30RPMで運転して反応押し出しを行ってポリエチレンに無水マレイン酸をグラフトさせる。得られた粗生成物を沸騰キシレンに溶解し、濾過して架橋したポリマーを除去し、残った非架橋グラフトポリマーを冷アセトン中で沈澱させ、回収、乾燥する。得られたグラフトポリマーはナイロンの不存在下で反応を行う場合よりも実質的に高いメルトインデックスを有し、架橋度を低いことを示す。
請求項(抜粋):
溶剤の不存在下で(a) 無水マレイン酸;(b) 遊離ラジカル開始剤;(c) 飽和エチレンポリマー;及び(d) ポリアミドを一緒に、飽和エチレンポリマーとポリアミドとが変形を受け、そして溶融状態又は流動状態に転化される温度において混合する工程を含んで成る、架橋度の低い無水マレイン酸変性飽和エチレンポリマーの製造法。
IPC (3件):
C08F 8/46 MHW ,  C08F255/02 MQG ,  C08F291/00 MRB

前のページに戻る