特許
J-GLOBAL ID:200903073977702391

エンジンの空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-207030
公開番号(公開出願番号):特開平5-044527
出願日: 1991年08月19日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 吸気バルブ表面部の壁流モデルのうちデポジットの影響を受ける因子をデポジットの予測値に応じて補正することにより、バルブデポジットがあっても過渡時空燃比を適切にする。【構成】 物理モデル35は、噴霧モデルや吸気管内での燃料状態量をポート壁面部と吸気バルブ表面部に分けて表す壁流モデルなどからなる。この物理モデル35を用い、燃料物性値と運転条件の各検出値にもとづいて、算出手段36が吸気ポート壁面部の壁流量や吸気バルブ表面部の壁流量などの燃料状態量を算出する。一方、予測手段39が吸気バルブに付着するデポジットの程度を予測し、補正手段40が、吸気バルブ表面部についての壁流モデルのうち壁流燃料の移動速度を、デポジットの予測値が多くなるほど小さくなるように補正する。
請求項(抜粋):
エンジンの運転条件を検出する手段と、運転条件の検出値にもとづいて目標空燃比を算出する手段と、この目標空燃比と運転条件の検出値からシリンダ内要求燃料量を算出する手段と、燃料の物性値を検出する手段と、燃料噴霧の状態量を表す噴霧モデル、吸気管内での燃料状態量をポート壁面部と吸気バルブ表面部に分けて表す壁流モデルおよび気化燃料の吸入モデルからなる物理モデルと、この物理モデルを用い、前記燃料物性値と運転条件の各検出値にもとづいて前記ポート壁面部の壁流量、前記バルブ表面部の壁流量、吸気管内の気化燃料量の各燃料状態量を算出する手段と、これらの燃料状態量と前記シリンダ内要求燃料量とから燃料噴射量を算出する手段と、この燃料噴射量を吸気管に供給する装置を設けたエンジンにおいて、前記吸気バルブに付着するデポジットの程度を予測する手段と、このデポジットの予測値に応じて、前記吸気バルブ表面部についての壁流モデルのうち壁流燃料の移動速度を、デポジットの予測値が多くなるほど小さくなるように補正する手段とを設けたことを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
IPC (7件):
F02D 41/04 305 ,  F02D 45/00 312 ,  F02D 45/00 360 ,  F02D 45/00 364 ,  F02D 45/00 370 ,  F02D 45/00 376 ,  F02M 19/00

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