特許

J-GLOBAL ID：200903073978884337

光学活性4-ヒドロキシ-1-ペンチン誘導体の製造法

発明者： 高野 誠一 ,  小笠原 国郎 ,  瀬藤 正記
出願人/特許権者： 日産化学工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-321805
公開番号（公開出願番号）：特開平6-165694
出願日： 1992年12月01日
公開日（公表日）： 1994年06月14日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】各種医薬、農薬、化粧品の製造中間体や不斉合成触媒の製造原料として有用な化合物である光学活性4-ヒドロキシ-1-ペンチン誘導体の短工程製造方法の提供。【構成】式〔I〕(式中Rは、水酸基の保護基を表わし、Wは、OH又はOAcを表わす)で示されるラセミ化合物を、水酸基を不斉アシル化する能力又はアシル基を不斉水解する能力を有する酵素及び/又は微生物により、光学選択的に第2級水酸基を不斉アシル化、又は第2級水酸基上のアシル基を不斉水解、した後、残存するアルコール〔II〕と生成したエステル〔III〕を、又は、残存するエステル〔IV〕と生成したアルコール〔V〕を分離、精製することを特徴とする光学活性の4-ヒドロキシ-1-ペンチン誘導体の光学分割法。

請求項（抜粋）：

式〔(±) -I〕【化1】(式中Rは、水酸基の保護基を表わす)で示されるラセミ化合物を水酸基を不斉アシル化する能力を有する酵素及び/又は微生物により、光学選択的に第2級水酸基を不斉アシル化した後、残存するアルコール〔(S)-I〕【化2】と生成したエステル〔(R)-II〕【化3】を分離、精製することを特徴とする光学活性の4-ヒドロキシ-1-ペンチン誘導体の光学分割法。

IPC (4件)：

C12P 41/00 ,  C12R 1:72 ,  C12R 1:38 ,  C12R 1:91