特許
J-GLOBAL ID:200903073988136363

高分子量ポリオレフィン多孔フィルムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 庄子 幸男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-038961
公開番号(公開出願番号):特開平10-237201
出願日: 1997年02月24日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 インフレーションフィルム成形で得られる高分子量ポリオレフィンからなる無孔、不透気性フィルムを、二段階の異なる条件の延伸操作を組み合わせることにより、空孔率と透気性に優れた高引張強度の高分子量ポリエチレン透気性多孔フィルムを得る製造方法を提供する。【解決手段】 極限粘度が4dl/g以上である高分子量ポリオレフィンを、機械軸方向に結晶配向するようにフィルム成形して結晶化度が60%以上の不透気性前駆体フィルムとし、ついで該前駆体フィルムを結晶分散温度以下の温度における第一の延伸で、該前駆体フィルムの長さに対して150%ないし300%の長さになるように延伸することにより多孔化し、さらに結晶分散温度を超える温度における第二の延伸で、該延伸多孔化フィルムの長さに対して110%ないし300%の長さになるように延伸および熱処理を行うことにより多孔構造を固定する。
請求項(抜粋):
極限粘度が4dl/g以上である高分子量ポリオレフィンを、機械軸方向に結晶配向するようにフィルム成形して結晶化度が60%以上の不透気性前駆体フィルムとし、ついで該前駆体フィルムを結晶分散温度以下の温度における第一の延伸で、該前駆体フィルムの長さに対して150%ないし300%の長さになるように延伸することにより多孔化し、さらに結晶分散温度を超える温度における第二の延伸で、該延伸多孔化フィルムの長さに対して110%ないし300%の長さになるように延伸および熱処理を行うことにより多孔構造を固定したことを特徴とする高分子量ポリオレフィン透気性多孔フィルムの製造方法。
IPC (7件):
C08J 9/00 CES ,  B29C 55/14 ,  B29C 55/28 ,  B29K 23:00 ,  B29K105:04 ,  B29L 7:00 ,  C08L 23:06
FI (3件):
C08J 9/00 CES A ,  B29C 55/14 ,  B29C 55/28

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