特許
J-GLOBAL ID:200903073991209401

アンチスキッド制御装置における液圧ポンプ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-001059
公開番号(公開出願番号):特開平8-188137
出願日: 1995年01月09日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 液圧ポンプの無負荷稼動状態においても、偏心カムに対するプランジャの追従性悪化による異音の発生を防止することができるアンチスキッド制御装置における液圧ポンプ構造の提供。【構成】 液圧ポンプ8は、電動モータ8aにより駆動される偏心カム8bの回転による押圧とリターンスプリング34の付勢力によってシリンダ81内を往復動するプランジャ83と、還流流路の途中に設けられていてプランジャ83の往復動によりその容積が増減する容積室30と、容積室30を挟んでリザーバ9側に設けられた吸入側球弁33とマスタシリンダ4側に設けられた吐出側球弁29とを備え、偏心カム8bの回転による摺動方向に最大限に押圧された位置にプランジャ84を固定し、および、リザーバ9側液圧の受圧により固定解除可能なスプリング39およびストッパピストン38を備えている。
請求項(抜粋):
マスタシリンダから常開の増圧側ソレノイドバルブを経由してホイールシリンダにブレーキ液圧を供給する液圧供給流路と、ホイールシリンダから常閉の減圧側ソレノイドバルブ,リザーバ,液圧ポンプを経由してマスタシリンダにブレーキ液を還流させる還流流路とが設けられ、前記液圧ポンプは、電動モータにより駆動される偏心カムの回転による押圧とリターンスプリングの付勢力によってシリンダ内を往復動するプランジャと、還流流路の途中に設けられていてプランジャの往復動によりその容積が増減する容積室と、容積室を挟んでリザーバ側に設けられた吸入側逆止弁とマスタシリンダ側に設けられた吐出側逆止弁とを備え、前記偏心カムの回転による摺動方向に最大限に押圧された位置にプランジャを固定可能なストッパ手段を備えていることを特徴とするアンチスキッド制御装置における液圧ポンプ構造。

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