特許
J-GLOBAL ID:200903073995442267

電力変換器の温度保護機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-280090
公開番号(公開出願番号):特開平9-121595
出願日: 1995年10月27日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 インバータ主回路のスイッチング素子の温度が高くなっても、トルク低下をさせることなく温度保護を図る。【解決手段】 トルク指令τの上限をトルクリミット値で制限してリミットトルク指令τL を得、リミットトルク指令τL から三相制御電圧指令Vを得、三相制御電圧指令Vとキャリア信号CH またはCL とでPWMして変調指令Pを得る。この変調指令Pによりインバータ主回路4のスイッチング素子をオン・オフして等価三相電流Iを得て、これをモーター6に送る。スイッチング素子の検出温度Tが上昇すると、まず、高周波なキャリアCH から低周波なキャリア信号CL に切り換え、これでも温度上昇するときには、トルクリミット値を小さくしてリミットトルク指令τL を小さくする。
請求項(抜粋):
セットされたトルクリミット値によりトルク指令の上限値を制限して求めたリミットトルク指令を出力するトルクリミッタと、リミットトルク指令に応じた制御電圧指令を求めて出力する電力変換制御部と、キャリア信号を生成すると共にキャリア信号と制御電圧指令とをPWM変調して変調指令を求めるPWM回路と、変調指令に応じてスイッチング素子がオン・オフすることにより直流電流から等価交流電流を生成しこの等価交流電流をモーターに供給するインバータ主回路とでなる電力変換器において、前記スイッチング素子の温度を検出して検出温度を出力する温度センサと、前記検出温度があらかじめ設定した過熱温度を越えると前記キャリア信号の周波数を設定周波数よりも下げ、前記検出温度が前記過熱温度以下になると前記キャリア信号の周波数を設定周波数に戻すよう制御する第1の温度保護装置と、を備えたことを特徴とする電力変換器の温度保護機構。
IPC (3件):
H02P 7/63 302 ,  H02P 7/63 ,  H02M 7/48
FI (4件):
H02P 7/63 302 S ,  H02P 7/63 302 K ,  H02M 7/48 M ,  H02M 7/48 F
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開平3-082396
  • 特開平2-123995
  • 特開昭51-120516
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