特許
J-GLOBAL ID:200903073999369424
自動合焦装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-281958
公開番号(公開出願番号):特開平5-103246
出願日: 1991年10月03日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】【目的】 積分手段のオフセットを自動補正することによってオフセット調整を不要とし、かつ温度、経時変化の影響によって合焦性能の劣化を防止する。【構成】 同期信号SYNCに同期した信号入力を同期検波する差動アンプ1とオフセットアンプ11と抵抗器5からなる同期検波器と、同期検波出力を積分する積分コンデンサ6とリセットスイッチ10からなる積分器と、非積分期間の積分電流を零にするために、差動アンプ1の第2の入力に接続し、積分電圧を、積分器の基準電圧源9の電圧と比較し、オフセット補正期間、積分器出力をリセット電圧に保持する負帰還ループをなすオフセット検出アンプ4で構成する。【効果】 オフセット調整が不要になり、かつ、フィードバック調整システムにより、温度特性、経時変化などにともなう合焦精度など、性能、安定性を向上ならしめることが可能となる。
請求項(抜粋):
投射レンズと発光素子とからなる発光部と、受光レンズと受光面を実質的に2つに区分された受光素子とからなる受光部を有し、発光部からパルス状に赤外光束を発光、被写体に投射し、該被写体から反射した反射光束を該受光部で受光し、該受光素子の光電出力信号を同期信号で同期検波する同期検波器を有し、該検波信号を積分手段にて所定の期間積分し、所望の測距電圧を得て、該受光素子からの2系統の信号レベルを判定して合焦動作、合焦判定せしめる自動合焦装置において、該同期検波器は、信号の積分期間と非積分期間を同期信号で制御され、入力信号を相殺する第2の入力を有し、非積分期間は、同期検波器に接続する積分コンデンサへの流入電流を零にすべく、前記流入電流を電圧に変換する電流電圧変換手段の出力を前記同期検波器の第2の入力に接続して負帰還ループを構成し、積分期間は、前記同期検波器の第2入力の入力レベルを保持し、積分期間と非積分期間の入力信号電圧差に概ね比例した電流で、前記積分コンデンサを充電または放電する回路手段を有し、前記同期信号の非積分の期間と重ならないオフセット補正期間は、前記積分コンデンサの端子電圧と、所定の積分コンデンサのリセット電圧との差電圧および極性に応じて、前記積分コンデンサを充電または放電するオフセット補正電流源を有し、積分コンデンサ電圧をリセット電圧に保つ負帰還ループを構成し、前記オフセットの補正期間以外は、オフセット補正期間の終了時のオフセット補正電流源の電流を保持し、システムのオフセット電圧を自動補正するオフセット補正回路を有することを特徴とする自動合焦装置。
IPC (3件):
H04N 5/232
, G02B 7/32
, G02B 7/28
FI (2件):
G02B 7/11 B
, G02B 7/11 K
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