特許
J-GLOBAL ID:200903074002062991

空気通路切換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-229449
公開番号(公開出願番号):特開平9-071120
出願日: 1995年09月06日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 ケース内で回転する回転軸に接続された弁体の大きさを極力大きくする。【解決手段】 シャフト8、9、14、15の一端側先端面30に、先端に爪部31aを有する可撓性の可撓部31を形成するとともに、ケース1の内壁面に対向する部位に、可撓部31の軸方向高さ(A寸法)よりも低い高さの段部33を形成する。これによって、シャフト8、9、14、15をケース1内に挿入し、可撓部31をケース1の孔部1bに挿嵌するとき、段部33がケース1内壁面に当接するので、先端面30とケース1との間に段部33の高さに相当する距離が設けられる。また、シャフトの他端側先端面34とケース1内壁面との間にも、可撓部31の高さと段部33の高さとの差に相当する距離が設けられる。従って、フィルムドア10、16をシャフトの一端から他端までの長さ(B寸法)一杯に巻回できる。
請求項(抜粋):
ケース(1)に形成された孔部(1a、1b)を軸として回転可能となるように、このケース(1)内に設けられた回転軸(8、9、14、15)と、この回転軸(8、9、14、15)に接続された弁体(10、16、40)とを備え、前記回転軸(8、9、14、15)を回転させて前記弁体(10、16、40)を前記ケース(1)内で動かすことによって、前記ケース(1)内の空気通路を切り換えるように構成された空気通路切換装置において、前記回転軸(8、9、14、15)の少なくとも一端側先端面(30)には、前記回転軸(8、9、14、15)の軸方向に突出し、かつ先端に前記ケースの孔部(1b)と係合する爪部(31a)が形成された可撓性の可撓部(31)と、前記先端面(30)のうち、前記可撓部(31)を前記ケースの孔部(1b)に嵌合したときに前記ケース(1)の内壁面と対向する部位において、前記軸方向における前記先端面(30)からの高さが、前記可撓部(31)の前記先端面(30)からの同高さよりも低い段部(33)とが形成され、前記可撓部(31)が前記ケースの孔部(1b)に嵌合され、前記爪部(31a)がこの孔部(1b)に係合することによって、前記回転軸(8、9、14、15)がこの孔部(1b)を軸として回転可能となるように構成されたことを特徴とする空気通路切換装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 102 ,  B60H 1/00 103
FI (2件):
B60H 1/00 102 H ,  B60H 1/00 103 N
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-008492   出願人:日本電装株式会社

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