特許

J-GLOBAL ID：200903074004440845

第二鉄を含む水浄化溶液を調製する方法およびこれにより得られた製品の使用

発明者： ヨキネン シモ ,  ヤフヴェルストロム ステファン ,  ケナッカラ ティモ ,  ロタ オリヴァ ,  ツオマーラ ユハニ ,  ステンダール ケル
出願人/特許権者： ケミラ ケミカルズ オーワイ
代理人 (1件)： 伊東 哲也
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-536781
公開番号（公開出願番号）：特表2000-508236
出願日： 1997年04月15日
公開日（公表日）： 2000年07月04日
要約：

【要約】本発明は、第一鉄から第二鉄を含む溶液形状水処理薬品の調製方法、該方法で得られる粒状中間製品並びに最終製品の使用方法に関する。本方法において、水溶液の形の第一鉄および含み得る不純物を含有する原料は高温で酸化され、その結果実質的に純粋な第二鉄化合物を沈殿し並びに前記不純物を含む溶液相が得られる。本発明の重要な考え方は、第二鉄の一部が、針鉄鉱FeO(OH)若しくは、硫酸塩イオンの存在で鉄ミョウバン石ヒドロニウムH3OFe3(OH)6(SO4)2の形で沈殿し、一方第二鉄の一部が溶液相に水溶性第二鉄化合物としてとどまるような方法で沈殿が行われるということである。適切な原料は不純な硫酸第一鉄および塩化第一鉄を含有する酸洗い溶液を含む。沈殿した純粋な第二鉄化合物は瀘過により更に分離できまたは、他の方法として、スラリーは粒状にでき固体の中間製品を形成しそして後に水で再度スラリーとされ、そこで純粋な第二鉄化合物が濾過により分離できる。純粋な第二鉄化合物は酸に溶解し、これは飲料水の浄化の凝固剤として適切であり、そして溶液相は廃水の処理の凝固剤として好適である。

請求項（抜粋）：

水溶液の形の第一鉄および含み得る不純物からなる原料を高温で酸化し、沈殿している、実質的に純粋な第二鉄化合物および前記不純物を含む溶液相を得る、第一鉄から第二鉄を含む水処理溶液を調製する方法において、第二鉄の一部が針鉄鉱FeO(OH)または、硫酸塩イオンの存在で、鉄ミョウバン石ヒドロニウムH3OFe3(OH)6(SO4)2の形として沈殿し、一方第二鉄の一部は水溶性の形で溶液相にとどまするような方法で沈殿を行い、且つ得られる固体第二鉄化合物は溶液相から分離され、そして酸への溶解により、飲料水の処理に適切な浄化薬品へ変換され、溶解性の第二鉄を含む残りの溶液相はそのまま廃水の処理に使用できるものであることを特徴とする調整方法。

IPC (4件)：

B01D 21/01 101 ,  C01G 49/02 ,  C01G 49/14 ,  C02F 1/52 ZAB

FI (4件)：

B01D 21/01 101 ,  C01G 49/02 A ,  C01G 49/14 ,  C02F 1/52 ZAB Z