特許
J-GLOBAL ID:200903074009126898
鉄道車両の車体傾斜制御のフェイルセーフ方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-085286
公開番号(公開出願番号):特開平6-270805
出願日: 1993年03月19日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】 鉄道車両の空気ばねによる車体傾斜制御のフェイルセーフ方法を提供する。【構成】 空気ばね高さを機械的に調整する高さ調整弁4を有し、該高さ調整弁4と空気ばね3間を接続する空気管路9中に電気にて開閉する切替え弁10を設け、これとは別に空気源5と空気ばね3間を接続する空気管路8中に電気にて開閉する給気弁6と排気弁7を設けてなる車体傾斜制御装置を設けた機構において、切替え弁10は無電圧時に開き、給気弁6と排気弁7は無電圧時に閉じるように構成し、車体傾斜制御がフェイルした際に各弁への電圧を無電圧とし、高さ調整弁4で空気ばね高さを調整する。【効果】 車体傾斜制御装置が異常などにより停止した場合でも、従来の車体傾斜制御をしない車両と同程度の乗り心地が得られ、かつ転覆に対する安全性をも確保できる。
請求項(抜粋):
鉄道車両台車の空気ばね高さを機械的に調整する高さ調整弁を有し、該高さ調整弁と空気ばね間を接続する空気管路中に電気にて開閉する切替え弁を設け、これとは別に空気源と空気ばね間を接続する空気管路中に電気にて開閉する給気弁と排気弁を設けてなる車体傾斜制御装置を設けた機構において、切替え弁は無電圧時に開き、給気弁と排気弁は無電圧時に閉じるように構成し、車体傾斜制御がフェイルした際に各弁への電圧を無電圧とし、高さ調整弁で空気ばね高さを調整することを特徴とする鉄道車両の車体傾斜制御のフェイルセーフ方法。
引用特許:
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