特許
J-GLOBAL ID:200903074017669353

パワートレインの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-237963
公開番号(公開出願番号):特開平5-079365
出願日: 1991年09月18日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】[目的]自動変速機のレンジをニュートラルレンジ(N)からドライブレンジ(D)に変更した後、エンジン出力を増大してエンジンの回転落ちを防止することが知られている。このエンジン出力の増大時期をD-N-Dとレンジを変更した場合に合わせる。そうすると、R(リバースレンジ)-N-Dとレンジを変更した場合、駆動系の変速要素が逆回転してがたを吸収するだけ、エンジンに負荷がかかり始める時間がD-N-Dよりかかる。従って、R-N-Dでは、増大時期のタイミングがずれて、エンジンが吹き上がってしまう。そこでD-N-D、R-N-Dどちらでもタイミング良くエンジン出力を増大させる。[構成]自動変速機のレンジがD-N-Dか、R-N-Dかを変更方向判別手段によって判別する。そして、該変更方向判別手段によりR-N-Dと判別された時、エンジン出力増大時期変更手段によりエンジン出力の増大時期をD-N-Dより遅くする。
請求項(抜粋):
自動変速機の変速レンジを変更する変速レンジ変更手段と、該変速レンジ変更手段により、変速レンジが非走行レンジから前進又は後進の走行レンジに変更された時、エンジン出力を増大させるエンジン出力増大手段とを有するパワートレインにおいて、前記変速レンジ変更手段により変更されるレンジ位置を検出するレンジ位置検出手段と、該レンジ位置検出手段からの信号を受け、前記前進又は後進の走行レンジの一方から、前記非走行レンジを介して、前記走行レンジの他方に変更された場合と、前記前進又は後進の走行レンジの一方から、前記非走行レンジを介して、前記一方の走行レンジに変更された場合とを判別する変更方向判別手段と、該変更方向判別手段により判別された変更方向に基づき、前記エンジン出力増大手段により増大されるエンジン出力の増大時期を変更するエンジン出力増大時期変更手段を有することを特徴とするパワートレインの制御装置。
IPC (3件):
F02D 29/00 ,  F02D 41/16 ,  F02D 45/00 312

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