特許
J-GLOBAL ID:200903074027057135

トルクコンバータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-253701
公開番号(公開出願番号):特開平8-270751
出願日: 1994年10月19日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】 ロックアップクラッチの開閉のための差圧が低い場合に、いかなる運転状態においても最適な機能を保証できるトルクコンバータを提供する。【構成】 ロックアップクラッチ4を備えたハイドロダイナミック式のトルクコンバータ3において、タービン車8とピストン20との間に、ロックアップクラッチを閉鎖するための、流体によって負荷可能な第1の室21が設けられ、ピストン20とケーシング壁2aとの間に、ロックアップクラッチを開放するための、流体によって負荷可能な第2の室22が設けられており、第1の室及び/又は第2の室に次のような手段、すなわち、ドラッグ運転におけるロックアップクラッチの開放時又はスリップ時にタービンとピストンとの間の圧力室における流体の低い回転速度と、ピストンとケーシング壁との間の圧力室における流体の高い回転速度との間の回転速度差を減じるための手段33が、設けられている。
請求項(抜粋):
ロックアップクラッチを備えたハイドロダイナミック式のトルクコンバータであって、少なくともほぼ半径方向に延びる壁を備えていて内燃機関の被駆動軸に固定可能なケーシングから成っており、該ケーシングの壁とタービン車との間に配置されたロックアップクラッチが、タービン車と回転結合している積層板を備えていて、該積層板が、一方ではケーシングとかつ他方ではロックアップクラッチの軸方向移動可能なピストンと、該ピストンに対する流体圧の作用下で作用結合可能であり、この場合ピストンが軸方向で見てタービン車とケーシング壁との間に設けられており、タービン車とピストンとの間に、ロックアップクラッチを閉鎖するための、流体によって負荷可能な第1の室が設けられていて、ピストンとケーシング壁との間に、ロックアップクラッチを開放するための、流体によって負荷可能な第2の室が設けられている形式のものにおいて、第1の室及び/又は第2の室に次のような手段、すなわち、ドラッグ運転におけるロックアップクラッチの開放時又はスリップ時にタービンとピストンとの間の圧力室における流体(流体リング層)の低い回転速度と、ピストンとケーシング壁との間の圧力室における流体(流体リング層)の高い回転速度との間の回転速度差を減じるための手段が、設けられていることを特徴とするトルクコンバータ。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭58-030531
  • 特開昭58-030531
  • 流体継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-288383   出願人:ジヤトコ株式会社
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