特許
J-GLOBAL ID:200903074030054317

ミクサ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-275810
公開番号(公開出願番号):特開平10-126300
出願日: 1996年10月18日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】利得制御時の歪特性の劣化を少なくしたミクサ回路の提供。【解決手段】利得制御用トランジスタ164、165に直流電流が流れる構成とすることで、ドレイン-ソース間抵抗の非直線性の改善を図り、利得制御時の歪特性の劣化を少なくした。
請求項(抜粋):
局部発振信号入力手段と、局部発振信号のバッファ回路と、周波数変換回路と、RF信号入力手段を有し、入力されたRF信号と、局部発振信号のバッファ回路を介した局部発振信号入力手段からの局部発振信号を周波数変換回路に入力することによって中間周波信号を出力するミクサ回路において、前記周波数変換回路は、第1および第2のトランジスタのソースを共通接続し、前記ソース共通接続点に第5のトランジスタのドレインを接続した差動回路と、第3および第4のトランジスタのソースを共通接続し、前記ソース共通接続点に第6のトランジスタのドレインを接続した差動回路と、第1の電流源を有し、第1と第4のトランジスタのゲートを共通接続して第1の局部発振信号の入力端とし、第2と第3のトランジスタのゲートを共通接続して第2の局部発振信号の入力端とし、第1と第3のトランジスタのドレインを共通接続して第1の中間周波信号出力端とし、第2と第4のトランジスタのドレインを共通接続して第2の中間周波信号出力端とし、第5と第6のトランジスタのゲートをそれぞれ第1および第2のRF信号入力端とした構成のダブルバランス型周波数変換回路を有し、前記ダブルバランス型周波数変換回路の利得制御手段に、第5のトランジスタのソースを第1の抵抗を介して前記第1の電流源に接続し、第6のトランジスタのソースを第2の抵抗を介して前記第1の電流源に接続するとともに、第1と第2の抵抗にそれぞれ第7および第8のトランジスタを並列に接続し、第7と第8のトランジスタのゲートをそれぞれ第3および第4の抵抗を介して共通接続し、利得制御電圧端子を設けたことを特徴とするミクサ回路。

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