特許
J-GLOBAL ID:200903074038234497

簡単に衛星を追尾できる非静止衛星コンステレーションの実施システム及び実施方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 稲岡 耕作 ,  川崎 実夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-554584
公開番号(公開出願番号):特表2004-534416
出願日: 2001年12月27日
公開日(公表日): 2004年11月11日
要約:
【目的】地球上の地球局が簡単に衛星を追尾できる、傾斜楕円軌道の衛星コンステレーションの実施システム及び実施方法を提供する。【解決手段】衛星軌道は、地球を周る1対の反復グラウンドトラックを形成する。各グラウンドトラックにおいて、衛星は、静止衛星の特性の多くをエミュレートし、赤道の充分上方又は下方の能動弧においてのみ稼動する。2つのグラウンドトラックにおける稼動弧の端点が一致するように、すなわち一方のグラウンドトラックの1つの能動弧の稼動終了点が他方のグラウンドトラックの1つの能動弧の稼動開始点と同じであるように、衛星軌道のパラメータが調整される。これらの能動弧にある衛星と通信を行なう地球局にとって、能動衛星は、一般に高仰角において、空にあるクローズドティアドロップ形のパスの周りを一方向にゆっくりと移動しているように見える。【選択図】図10
請求項(抜粋):
遠地点と近地点を有する地球の周りの軌道上にある第1の複数衛星と、遠地点と近地点を有する地球の周りの軌道上にある第2の複数衛星とを有する衛星のコンステレーションであって、 前記第1の複数衛星の各々は、その衛星の軌道の遠地点に近い所定部分にある間だけ能動状態にあるように構成されており、前記第1の複数衛星の軌道は第1近地点引数を有し且つ第1共通グラウンドトラックを形成するように構成されており、前記第1共通グラウンドトラックは毎日反復し且つ多数の第1能動弧を有しており、前記第1能動弧の各々は衛星が能動状態にある各衛星軌道の前記所定部分に対応しており、前記第1の複数衛星の軌道はさらに前記第1能動弧の各々が同一子午線の上の点で始まり且つ終わるように構成されており、 前記第2の複数衛星の各々は、その衛星の軌道の遠地点に近い所定部分にある間だけ能動状態にあるように構成されており、前記第2の複数衛星の軌道は前記第1近地点引数の補角である第2近地点引数を有し且つ第2共通グラウンドトラックを形成するように構成されており、前記第2共通グラウンドトラックは毎日反復し且つ多数の第2能動弧を有しており、前記第2能動弧の各々は衛星が能動状態にある各衛星軌道の前記所定部分に対応しており、前記第2の複数衛星の軌道はさらに前記第2能動弧の各々が前記第1能動弧の1つの終点と一致する点で始まり且つ前記同一第1能動弧の始点と一致する点で終わるように構成されている衛星のコンステレーション。
IPC (2件):
H04B7/195 ,  B64G1/10
FI (2件):
H04B7/195 ,  B64G1/10
Fターム (7件):
5K072AA04 ,  5K072AA18 ,  5K072AA29 ,  5K072BB22 ,  5K072DD03 ,  5K072DD04 ,  5K072EE13

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