特許
J-GLOBAL ID:200903074041447469

電子写真式製版印刷版の作成方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-059280
公開番号(公開出願番号):特開平9-304975
出願日: 1997年03月13日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 液体現像剤で感光体上に形成したトナー画像を平版印刷用支持体上に転写する際に、優れた転写効率を有し、感光体及び中間転写体の繰り返し耐久性が良好で、且つ地汚れのない高精細な画質の印刷物を多数枚得る。【解決手段】 剥離性表面の電子写真感光体表面に、電子写真プロセスにより高Tgの樹脂(A)及び低Tgの樹脂(B)を含有する、又は樹脂(A)及び樹脂(B)積層構成の、トナー画像を形成し、少なくとも分散媒を乾燥しトナー粒子間に部分的融着を生じさせた後、その表面の粘着力が温度(T1)にて3g・f以上且つ温度(T2)にて40g・f以下の中間転写体上に、トナー画像を温度(T1)で接触転写し、更に印刷時に平版印刷可能な親水性表面となる被転写材上に、トナー画像を温度(T1)よりも高い温度(T2)で接触転写して印刷版を作成する。
請求項(抜粋):
剥離性表面を有する電子写真感光体に、ガラス転移点20°C〜80°C又は軟化点35°C〜100°Cの樹脂(A)の少なくとも1種及び樹脂(A)のガラス転移点又は軟化点よりも2°C以上低いガラス転移点又は軟化点の樹脂(B)の少なくとも1種を同一粒子内に含有するトナー粒子を分散媒中に分散してなる液体現像剤を用いて電子写真プロセスによりトナー画像を形成し、少なくとも分散媒を乾燥しトナー粒子間に部分的融着を生じさせた後、JIS Z 0237-1980の「粘着テープ・粘着シート試験方法」に基づいて測定した粘着力が、温度(T1)において3gram・force以上且つ温度(T2)において40gram・force以下である粘着性表面を有する中間転写体上に、トナー画像を温度(T1)で接触転写し、更に印刷時に平版印刷可能な親水性表面となる最終被転写材上に、トナー画像を温度(T1)よりも高い温度(T2)で接触転写することを特徴とする電子写真式製版印刷版の作成方法。
IPC (3件):
G03G 13/28 ,  G03G 9/13 ,  G03G 15/16 101
FI (3件):
G03G 13/28 ,  G03G 15/16 101 ,  G03G 9/12 321

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