特許
J-GLOBAL ID:200903074046068075

ディスク状記録担体を利用したデータ記録装置の読出チャンネル最適化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高月 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-084340
公開番号(公開出願番号):特開平7-296529
出願日: 1995年04月10日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 装置の特性に応じて読出チャンネルの読出特性を容易に変更して最適化を図れるようなデータ記録装置の読出チャンネル最適化方法を提供する。【構成】 301で帯域幅及びブーストレベルのデフォルト値を読出チャンネルの低域フィルタ及び等化器に設定する。303で最悪の条件で書込を行い305で読出を行ってエラー発生率を計算する。307でエラー発生率を基準エラー率と比較し、エラー発生率が低ければ319でデフォルト値を最適化値とする。高ければ309で等化器のブーストレベルを変更してエラー発生率を計算し、最も低いエラー発生率のブーストレベルを判定する。311で再び基準エラー率と比較し、エラー発生率が低ければ319でそのブーストレベルを最適化値とする。高ければ313で低域フィルタの帯域幅を変更してエラー発生率を計算し、最も低いエラー発生率の帯域幅を判定する。315で再び基準エラー率と比較し、エラー発生率が低ければ319でその帯域幅を最適化値とする。
請求項(抜粋):
ディスク状記録担体から読出された信号を帯域幅の調整可能な低域フィルタを通して雑音除去するようにした読出チャンネルを有するデータ記録装置の読出チャンネル最適化方法であって、帯域幅のデフォルト値を低域フィルタに設定しておいてディスク状記録担体から読出を行い、その際のエラー発生率を算出して基準エラー率と比較する第1比較過程と、第1比較過程による比較の結果、エラー発生率が基準エラー率を越えていれば前記低域フィルタの帯域幅を変更してエラー発生率を計算し、最小エラー発生率を示す帯域幅を判定する帯域幅判定過程と、帯域幅判定過程後にディスク状記録担体から読出を行ってエラー発生率を算出し、前記基準エラー率と比較する第2比較過程と、第1又は第2比較過程の比較結果が基準エラー率より低ければ、その過程における帯域幅を前記低域フィルタの最適帯域幅として設定する最適化過程と、を含んでなることを特徴とする最適化方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-291059
  • 特開平3-093005

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