特許
J-GLOBAL ID:200903074052985012

逐次比較型A/Dコンバータ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-166279
公開番号(公開出願番号):特開平11-340830
出願日: 1998年05月28日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】 回路規模の縮小を実現する。【解決手段】 第1ないし第3の電圧切換スイッチ36,38,40は基準電圧生成ブロック2が生成した基準電圧を切り換えてそれぞれ第1ないし第3の基準電圧入力端子28,32,34に供給する。コンパレータ18の出力を監視しながらこれらのスイッチにより基準電圧を切り換えることでアナログ電圧入力端子26に入力されたアナログ電圧のデジタルコードを決定する。そして、第3のコンデンサ24の容量は第2のコンデンサ22の容量の約1/2に設定されているので、第3の電圧切換スイッチ40を切り換えた際の、コンパレータ18の第2の入力端子14における電圧変化を、第2の電圧切換スイッチ38を切り換えた場合より小さくすることができ、上位側の各ビット値を決めるための基準電圧生成ブロック2をそのまま用いて最下位ビットの値を決定することができる。
請求項(抜粋):
順位付けられた複数の出力端子から各出力端子の順位に対応する電圧を出力する基準電圧生成手段を備え、前記基準電圧生成手段の前記出力端子から出力される各電圧と、与えられたアナログ電圧とを逐次比較することにより前記アナログ電圧のデジタルコードを生成する逐次比較型A/Dコンバータ回路であって、第1および第2の入力端子を有し前記第1の入力端子に一定電圧が印加されているコンパレータと、前記コンパレータの前記第2の入力端子に一端がそれぞれ接続された第1ないし第3のコンデンサと、前記アナログ電圧を入力するアナログ電圧入力端子と、第1の基準電圧入力端子と、前記アナログ電圧入力端子および前記第1の基準電圧入力端子のいずれかを前記第1のコンデンサの他端に接続する入力切換スイッチと、前記第2および第3のコンデンサの他端にそれぞれ接続された第2および第3の基準電圧入力端子と、前記基準電圧生成手段の各出力端子のいずれかを前記第1の基準電圧入力端子に接続して、前記デジタルコードの上位側のビットの値を決定するための電圧を前記第1の基準電圧入力端子に供給する第1の電圧切換スイッチと、前記基準電圧生成手段の複数の前記出力端子から選択した一部の前記出力端子のいずれかを前記第2の基準電圧入力端子に接続して、前記デジタルコードの下位側の1つまたは複数の第1の下位ビットの値を決定するための電圧を前記第2の基準電圧入力端子に供給する第2の電圧切換スイッチと、前記基準電圧生成手段の複数の前記出力端子から選択した一部の前記出力端子のいずれかを前記第3の基準電圧入力端子に接続して、前記デジタルコードにおける前記第1の下位ビットよりさらに下位側の1つまたは複数の第2の下位ビットの値を決定するための電圧を前記第3の基準電圧入力端子に供給する第3の電圧切換スイッチと、を備えたことを特徴とする逐次比較型A/Dコンバータ回路。
IPC (3件):
H03M 1/14 ,  H03M 1/38 ,  H03M 1/68
FI (3件):
H03M 1/14 B ,  H03M 1/38 ,  H03M 1/68
引用特許:
審査官引用 (1件)

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