特許
J-GLOBAL ID:200903074063287678

歯科用研削・研磨材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-182449
公開番号(公開出願番号):特開平6-022983
出願日: 1992年07月09日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 被研削(研磨)物(補綴物)が硬いものでも、ビビリ振動なく円滑に研削し得る。【構成】 微細なダイヤモンド砥粒tの表面にニッケル合金qをコーティングし、その上にフェノール樹脂rをコーティングする。この被覆砥粒tとフェノール樹脂を添加したクロロプレンゴムpとを練り込み、その練り物を加熱金型に入れて、ゴム硬度90〜98°で円盤形状に加硫成形する。この研削・研磨材Dは、砥粒tの摩耗とゴムpの摩耗がバランスよく行われて3次元的に分布した砥粒tが順次研削作用に有効に参加し、砥粒tの切れ刃の自生作用が活発に生じて良好な切れ味が持続する。また、ゴムpが適度な硬度及び弾性を有するため、硬いもの同士が接触する際に生じるビビリ振動をその弾性でもって吸収し、チタン合金等も円滑にかつ美しく研削・研磨することができる。さらに、ニッケル合金、フェノール樹脂qにより、砥粒tはゴムpに有効に把握されるため、砥粒tは飛散することなく、研削・研磨に有効に参加する。
請求項(抜粋):
微細な超硬砥粒と未加硫ゴムを混練し、その未加硫ゴムをボンディングマトリックスとして加硫成形した歯科用研削・研磨材であって、上記超硬砥粒は、その表面を上記ゴムとの親和・密着付与剤でコーティングしたものであり、上記未加硫ゴムは、上記超硬砥粒との親和・密着付与剤を添加したものであることを特徴とする歯科用研削・研磨材。
IPC (3件):
A61C 3/06 ,  B24D 3/00 310 ,  B24D 3/22
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭62-079967
  • 特開昭62-153381
  • 特開昭58-071072
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