特許
J-GLOBAL ID:200903074066042854
カップ式自動販売機の味覚制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-247088
公開番号(公開出願番号):特開平9-091534
出願日: 1995年09月26日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】カップ式自動販売機にて、テイスターの官能評価同様に美味で均一な味覚のレギュラーコーヒーを販売する。【解決手段】味覚制御装置の中央制御装置01はテイスター同様の味覚総合評価値10,味覚部分評価値12を出力するニューラルネットワークによる各演算部NN1,NN2及びファジイ積分による各演算部FI1,FI2を持つ味覚認識部01Bと、ファジイ推論及びファジイ積分により夫々味覚偏差補正の制御演算を行う演算部FR,FI3を持つ制御演算部01Dからなり、レギュラーコーヒー販売時点で味覚に影響する入力信号01Aを入力し味覚認識部01Bで予想の味覚評価値10,12を求め、評価値10と味覚目標値01Cとの偏差11と評価値12と入力信号01Aから制御演算部01Dにて設定抽出条件に対する補正値13を求め、入力信号01A中の抽出条件を補正した味覚制御装置の操作信号01Eを得てコーヒー液を抽出する。
請求項(抜粋):
コーヒーの原料豆を貯蔵するキャニスタ、キャニスタからこの原料豆を指定された搬出量だけ搬出する原料搬出手段、搬出された原料豆を設定された粒度のひき豆とするコーヒーミル、このひき豆を搬出された所定量の湯又は水と共に収容する収容手段、この収容手段の攪拌,蒸らし,加圧等の一連の夫々指定時間ずつの工程からなる抽出工程を経てフィルタを介しこの収容手段からコーヒー抽出液を吐出させるコーヒー抽出手段、周囲温度の検出手段、周囲湿度の検出手段を備え、このコーヒー抽出液を用いてレギュラーコーヒーを調合しカップにて販売に供するカップ式自動販売機において、レギュラーコーヒーの販売時、予め前記原料豆のキャニスタでの保存期間,原料豆の種類,前記原料搬出手段による原料豆の設定された搬出量,前記コーヒーミルに対する設定粒度,前記コーヒー抽出手段の一連の抽出工程の工程別の設定時間,周囲温度,周囲湿度等のコーヒーの味覚に影響を及ぼす各要素の正規化値(以下特徴量という)を入力として予想されるコーヒー抽出液の味覚の総合評価値を算出する味覚総合評価値演算手段と、同じく前記の各特徴量を入力として予想されるコーヒー抽出液の酸味,苦味,甘味,渋味等の味覚の部分評価値を算出する味覚部分評価値演算手段と、前記味覚の総合評価値と予め設定された味覚の総合目標値との偏差としての味覚偏差と、前記味覚の部分評価値と、前記の各特徴量を入力として前記味覚偏差を0に近づけるように、前記原料豆の設定搬出量を補正してなる指定搬出量を前記原料搬出手段に与えると共に、前記抽出工程の工程別の設定時間を補正してなる工程別の指定時間を前記コーヒー抽出手段に与える味覚偏差補正制御手段とを備えたことを特徴とするカップ式自動販売機の味覚制御装置。
IPC (4件):
G07F 13/06 103
, G05B 13/02
, G06F 15/18 540
, G06F 15/18 560
FI (5件):
G07F 13/06 103
, G05B 13/02 N
, G05B 13/02 L
, G06F 15/18 540 A
, G06F 15/18 560 Z
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