特許
J-GLOBAL ID:200903074066704830

サスペンション制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-090154
公開番号(公開出願番号):特開平9-254626
出願日: 1996年03月19日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 ソレノイドの抵抗値やバッテリ電圧のばらつきにかかわらず良好なサスペンション制御を果たすことができるサスペンション制御装置を提供する。【解決手段】 デューティ比を変えてPWM信号をトランジスタ206 に出力しその時の通電電流Iを計測してあらかじめデューティ比-電流マップを求めておき、車両走行時に、加速度センサ201 からの加速度信号Aに基づいて車体の制振に必要な減衰力を発生するために必要な要求電流を求め、この要求電流をアドレスとして、デューティ比-電流マップからPWM信号デューティ比を選定し、選定したデューティ比のPWM信号をトランジスタ206 に供給する。デューティ比-電流マップのデューティ比は、実測して得られたものであり、このデューティ比を有するPWM信号を出力することにより、ソレノイド38の抵抗値やバッテリ203の電圧のばらつきがあっても、精度高い減衰力調整を行え、ひいては乗り心地、操縦安定性の向上が図れる。
請求項(抜粋):
ソレノイド及び該ソレノイドへの通電電流に比例して変位する可動体を有し該可動体の変位に応じて流体の通過量を調整するアクチュエータと、該アクチュエータに通電する通電回路と、車体と車軸との間に伸縮自在に介装され前記アクチュエータの作動に応じて減衰力の大きさまたは伸縮量を調整するショックアブソーバとを備え、前記通電回路は、前記ソレノイドに接続された電源と、PWM信号を出力するデューティ比可変のPWM信号発生回路と、前記ソレノイド及び前記電源を含む閉回路中に介装され、前記PWM信号のレベルに応じて開閉するスイッチング手段と、前記PWM信号発生回路に接続され、あらかじめ前記PWM信号のデューティ比を順次変化させて前記ソレノイドに流れる電流を求めることによりデューティ比-電流値の対応情報を得ておき、車両の走行時に前記対応情報に基づいて前記PWM信号のデューティ比を設定させる制御手段とから構成したことを特徴とするサスペンション制御装置。
IPC (3件):
B60G 17/015 ,  F16F 9/46 ,  F16K 31/06 310
FI (3件):
B60G 17/015 A ,  F16F 9/46 ,  F16K 31/06 310 A

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