特許
J-GLOBAL ID:200903074078118473
Aβアミロイドの形成を決定するためのインビトロシステム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-508706
公開番号(公開出願番号):特表平10-509510
出願日: 1994年10月19日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】本発明は、Aβアミロイドの形成を検出するため、およびインビトロでAβアミロイドの形成を阻害する化合物をスクリーニングするための迅速な方法、ならびに本発明の方法を行うためのキットに関する。インビボで使用されるこのような薬剤は、アルツハイマー病およびアルツハイマー病に関するAβアミロイド疾患、ダウン症候群、およびグアマニアン筋萎縮側索硬化症/パーキンソン痴呆症候群の症状を予防し得、改善し得、または反転させ得る。本発明において記載されるこのプロセスは、少なくともAβのアミノ酸6〜28を含有するポリペプチドに結合し得る重金属カチオン(例えば、亜鉛)によりAβアミロイドを迅速に誘導してアミロイドを形成する工程、および染色Aβアミロイドの形成を測定する工程を包含する。さらに、少なくともヒトAβペプチドを発現する細胞培養物を使用して、候補となる抗アミロイド剤のAβアミロイド症の予防または処置に対する有効性を決定するための方法を記載する。
請求項(抜粋):
生物学的液体中のAβアミロイド形成を検出するための迅速な分析方法であって、以下の工程:(a)コントロールのヒト被験体由来の生の生物学的液体を含む第1のセットの反応混合物、および水性緩衝液または生理学的溶液中に作製した該反応混合物の系列希釈物を調製する工程;(b)アミロイド症の疑いがあるヒト患者由来の生の生物学的液体を含む第2のセットの反応混合物、および水性緩衝液または生理学的溶液中に作製した該反応混合物の系列希釈物を調製する工程;(c)各系列希釈サンプルに、少なくともAβのアミノ酸6〜28を含有する等量のAβペプチドを添加する工程;(d)第1および第2のセットの各反応混合物と、少なくともAβのアミノ酸6〜28を含有するAβペプチドに結合し得る300nM以上の重金属カチオンとを接触させる工程;(e)第1および第2のセットの各反応混合物を遠心分離し、第1および第2のセットのペレットをそれぞれ提供する工程;および(f)第1および第2のセットのペレット中のアミロイド量を比較し、それによりアミロイド症の疑いがあるヒト患者由来の生物学的液体中の過剰なAβアミロイド形成を検出する工程、を包含する、方法。
IPC (10件):
G01N 33/566
, C12N 5/06
, G01N 33/15
, G01N 33/50
, G01N 33/53
, A61K 31/66 AAM
, A61K 33/00
, A61K 33/06
, A61K 33/34 AED
, C12P 21/00
FI (10件):
G01N 33/566
, G01N 33/15 Z
, G01N 33/50 T
, G01N 33/53 D
, A61K 31/66 AAM
, A61K 33/00
, A61K 33/06
, A61K 33/34 AED
, C12P 21/00 A
, C12N 5/00 E
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