特許
J-GLOBAL ID:200903074079687706

擁壁構築法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-009378
公開番号(公開出願番号):特開2000-204571
出願日: 1999年01月18日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】 ブロック本体に縦鉄筋挿通孔と充填材詰め込み空部を持つ擁壁構築用ブロックを用いて、比較的急勾配の擁壁を構築する際でもブロックの積み増し後に充填材の詰め込みが可能で作業効率の向上が図れる擁壁構築法の提供。【解決手段】 擁壁構築用ブロックとしては、正面開口部を金網39で閉塞し平面開口部をも持つ上開放型ブロック30と、正面開口部を金網49で閉塞し平面開口部及び底面開口部をも持つ上下開放型ブロック40を用いる。鉄筋挿通孔32(42),32(42)の間隔で縦鉄筋12,12を植立させた基礎コンクリート13を設け、基礎コンクリート13の上に縦鉄筋12,12が鉄筋挿通孔32,32を挿通するように最下段のブロック30を載置し、この上に縦鉄筋12,12が鉄筋挿通孔42,42を挿通するようにブロック40を順次2段積み上げる。この最上段のブロック40の平面開口部43bから玉石や残石の充填材8を落とし込んで空部33,43,43内に詰め込む。ブロック積み上げ後に充填材8のバッチ充填が可能で作業効率の向上に資する。
請求項(抜粋):
厚さ途中で上下に貫通する縦鉄筋挿通孔及びこの縦鉄筋挿通孔よりも手前の前面部で正面側に開口する充填材詰め込み空部を備えたブロック本体と前記充填材詰め込み空部の前記正面開口部を閉塞して前記充填材詰め込み空部内の充填材の逸出を抑止する抑止部材とを有する擁壁構築用ブロックを用い、前記鉄筋挿通孔の間隔で縦鉄筋を植立させた基礎コンクリートの上に前記縦鉄筋が鉄筋挿通孔を挿通するように最下段の前記ブロックを載置し、この最下段のブロック上に前記縦鉄筋が鉄筋挿通孔を挿通するように上段の前記ブロックを順次積み上げて成る擁壁構築法において、前記ブロックとしては、前記前面部には前記充填材詰め込み空部から平面側に開口する平面開口部をも持つ上開放型ブロックを用い、この上開放型ブロックを1段毎積み上げる都度、積み増しした前記上開放型ブロックの平面開口部から前記充填材を落とし込んで前記空部内へ詰め込むようにすることを特徴とする擁壁構築法。
Fターム (3件):
2D048AA13 ,  2D048AA15 ,  2D048AA83
引用特許:
審査官引用 (1件)

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