特許
J-GLOBAL ID:200903074079771715

連続鋳造設備のロール間隔測定方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-054116
公開番号(公開出願番号):特開平7-256418
出願日: 1994年03月24日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 単純構成および単純演算でロール間隔の異常を正確に判定し、保守、調整の効率アップが図れる実用的な連続鋳造設備のロール間隔測定方法および装置を提供する。【構成】 ロール間の設計ピッチ(Ls)およびロール間で最小距離(LIM、LOM)を検出する時間差(T)からダミーバーの移送速度(vT)を演算し、移送速度(vT)およびロール対の最小距離を検出する時間差(t0)からダミーバー移送距離(L)を演算し、移送距離(L)、ロール半径(r)の2倍とロール対の最小距離の和(LIM+LOM)とを加算した距離、およびロール半径(r)の2倍と真のロール間隔(li+lo)とを加算した距離をそれぞれ一辺とする直角三角形OAOBDを形成して未知数である真のロール間隔を算出する連続鋳造設備のロール間隔測定方法およびこの方法を用いた装置。
請求項(抜粋):
鋳型から引き抜かれる鋳片を挟持して所定経路に沿って移送する複数の対向したロール対におけるロール間隔を、前記鋳片に先行して移送されるダミーバーの移送方向中心線に対向して設けられた一対の距離センサが検出する距離情報に基づいて算出する連続鋳造設備のロール間隔測定方法において、前記一対の距離センサのそれぞれが対向するロール対を通過する際にそれぞれのロールまでの最小距離となる測定点間のダミーバーの移送距離、ロール半径の2倍と前記一対の距離センサが検出する前記ロール対の最小距離の和とを加算した距離、および前記ロール半径の2倍とロール間隔とを加算した距離をそれぞれ一辺とする直角三角形を形成し、この直角三角形から前記ロール間隔を算出することを特徴とする連続鋳造設備のロール間隔測定方法。
IPC (3件):
B22D 11/16 104 ,  G01B 5/14 ,  G01B 21/16

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