特許
J-GLOBAL ID:200903074081805538

電波反射源検出装置及び電波反射源検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石戸 元
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-109429
公開番号(公開出願番号):特開平10-300842
出願日: 1997年04月25日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 リアルタイムで簡単に反射源の検出を行うことができるものとする。【解決手段】 送信アンテナ14から繰り返し電磁波パルスを送信し、送信アンテナ14と対向する受信アンテナ16で該電磁波パルスを受信し、受信回路20で前記電磁波パルス送信毎に、漸次変化する遅延時間分該電磁波パルス送信から遅延されたタイミングで受信信号のサンプリングを行うと共に低周波成分のフィルタリングを行い、検出回路34で反射源からの反射波を検出し、この検出時間と前記遅延時間を漸次変化させる開始時間との間の時間間隔を求める。反射源特定回路60では、該時間間隔から反射波の伝搬距離を求め、送信位置または受信位置を変化させて以上の行程を繰り返して得られる反射波の複数の伝搬距離、送信位置及び受信位置から反射源の位置を特定する。
請求項(抜粋):
繰り返しパルスを発生するパルス発生手段と、パルス発生手段のパルスに対応した電磁波パルスを送信する送信アンテナ手段と、該送信アンテナ手段と対向して配置された受信アンテナ手段と、タイミング信号発生手段と、タイミング信号発生手段からの信号を受けて、漸次変化する遅延時間に対応する信号を出力する遅延時間調整手段と、前記遅延時間調整手段からの信号によって、前記電磁波パルス送信からその遅延時間分遅延されたタイミングで、前記受信アンテナ手段からの受信信号のサンプリングを行うサンプルホールド回路と、ローパスフィルタとを有する受信回路と、受信回路から反射源からの反射波に対応する信号が得られたときに検出信号を生成し、前記タイミング信号発生手段からのタイミング信号と、反射源からの反射波に対応する検出信号との時間間隔を求める検出手段と、前記時間間隔から反射波の伝搬距離を求め、送信アンテナ手段または受信アンテナ手段の位置を変化させる毎に得られる反射波の複数の伝搬距離、送信アンテナ手段の位置及び受信アンテナ手段の位置から反射源の位置を特定する反射源特定手段と、を備えることを特徴とする電波反射源検出装置。

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