特許
J-GLOBAL ID:200903074086022701

廃ポリエチレン金属複合材の処理方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-079701
公開番号(公開出願番号):特開平10-272433
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 ポリエチレンと金属の複合材を最適な温度条件下でかつ最適な雰囲気中で加熱処理することにより、複合材を構成する有価金属とポリエチレンを分離し、これらをそれぞれ再利用できる形態で回収する。【解決手段】 廃棄物収納室3 が内部に設けられた乾留炉1 と、廃棄物収納室3の外周に巻設されかつ廃棄物収納室3 内部を臨む熱源吹出しノズル10を有する熱源導管9 と、乾留炉1 で生じた有機性ガスを燃焼炉11に送る導管17と、燃焼炉11で生じた排ガスを乾留炉1 に送る導管15とを備えている。過熱蒸気を熱源として、ポリエチレンと金属からなる複合材の廃棄物8 を酸素の不存在下で加熱し、廃棄物8 を部分熱分解により硬度を増したポリエチレンと非酸化状態の金属とに分離する。ポリエチレンの熱分解により生成する有機性ガスを燃焼炉11で燃焼させ、燃焼炉11で生じた排ガスにより乾留炉1 を加熱する。
請求項(抜粋):
燃焼排ガス、加熱不活性ガスまたは過熱蒸気を熱源として、ポリエチレンと金属からなる複合材の廃棄物を酸素の不存在下で加熱し、ポリエチレンを部分熱分解しつつ融解し、廃棄物を部分熱分解により硬度を増したポリエチレンと非酸化状態の金属とに分離する方法において、ポリエチレンの熱分解により生成する有機性ガスを上記燃焼排ガス、加熱不活性ガスまたは過熱蒸気を生成させる燃焼ゾーンへ送り、同ゾーンで生じた排ガスを部分分解ゾーンへ送ることを特徴とする廃ポリエチレン金属複合材の処理方法。
IPC (4件):
B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  C10B 53/00 ,  C22B 1/00
FI (4件):
B09B 3/00 302 A ,  C10B 53/00 B ,  C22B 1/00 ,  B09B 3/00 ZAB

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