特許
J-GLOBAL ID:200903074086216603

微量有機塩素化合物の除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-186478
公開番号(公開出願番号):特開平5-023539
出願日: 1991年07月25日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【目的】飛灰中の微量有機塩素化合物を略完全に分解・除去することができる微量有機塩素化合物の除去方法を提供する。【構成】燃焼炉11で発生した排ガスをボイラ12に導入し、排ガス中に含まれる飛灰および飛灰に付着した微量の有機塩素化合物を、高温集塵器13により約600〜700°Cの温度で除去する。次に、冷却された排ガスを反応塔14に導入し、噴霧器15から消石灰スラリーを噴霧して、排ガス中の硫黄酸化物や塩化水素を消石灰と反応させて反応生成物を除去する。次いで、反応塔14から排ガスをバグフィルター16に導入して、排ガス中の高温集塵器13で除去しきれなかった飛灰等を回収する。バグフィルター16の底部から回収した飛灰等を、シュート21から燃焼炉11へ投入し、燃焼炉11内部の燃焼熱により、有機塩素化合物を加熱分解する。
請求項(抜粋):
少なくとも燃焼炉からの排ガス中の飛灰および該飛灰に付着した有機塩素化合物を高温集塵器を用いて400°C以上の温度で除去する工程と、該高温集塵器から流出した該排ガス中に残存する飛灰および該飛灰に付着した有機塩素化合物を回収する工程と、回収した前記飛灰及び前記飛灰に付着した有機塩素化合物を前記燃焼炉に投入して該有機塩素化合物を分解する工程とを具備することを特徴とする微量有機塩素化合物の除去方法。
IPC (3件):
B01D 53/34 134 ,  F23G 7/00 103 ,  F23J 15/00

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