特許
J-GLOBAL ID:200903074093218107

鉄道機関車用機関のためのアベイラビリティの高い交直両用給電システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-309275
公開番号(公開出願番号):特開平7-203604
出願日: 1994年12月13日
公開日(公表日): 1995年08月04日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 一つのコンバータまたはインバータが故障の時、それを隔離し、少なくとも3台の電動機において引張り力が保持され、アベイラビリティが著しく向上する給電システムを提供する。【構成】 N≧2として、2N台の電動機を備えた交直両用機関車の給電システムにおいて、2N対の電圧コンバータBi1〜Bi2を備え、2N台の電動機に接続され、各電動機Mi はインバータから給電され、コンデンサCi の両端子に接続されている。交流給電の時は、コンバータ対は4象限コンバータを形成し、その2つの部分は変圧器の二次巻線Si で実現され、変圧器の一次巻線は交流給電用の端子に直接接続されている。直流給電の時はスイッチHi1〜Hi2によって、電圧コンバータを降圧チョッパ、あるいは昇圧チョッパとして使用する。
請求項(抜粋):
Nが2より大きいか、または2に等しいとして、2N個の電動機を持った交直両用機関車の給電システムにおいて、該給電システムは2N対の電圧コンバータを備え、前記各コンバータ対は2N個の電動機とそれぞれつながっており、前記電動機はおのおのがインバータを介して給電され、前記インバータはコンデンサ(C1 からC4 まで)の端子に接続されており、また前記の各コンバータ対は第1電圧コンバータおよび第2電圧コンバータを含み、それらは並列に前記コンデンサの端子に接続され、各コンバータ対の第1コンバータの中点を同じコンバータ対の第2コンバータの中点に接続することで、各コンバータ対が4象限コンバータを形成できるようになっており、前記接続は変圧器の二次巻線(S1 、S2 、S3 、S4 )を経由して実現され、また変圧器の一次巻線は交流給電用の端子と、区分開閉器(CT1 、CT2 、CT3 、CT4 )の端子に直接接続されており、前記区分開閉器は、機関車に交流を給電したいときは閉位置にあり、前記給電システムは、機関車に直流が給電されているとき、iが1≦i≦Nであるとして、電動機M2iはすべて並列に接続され、また電動機M2i-1も同様にすべて並列に接続されており、各第(2i-1)番目の電圧コンバータ対の第1コンバータ(B11)および第2コンバータ(B12)は、インダクタンス(L11またはL12)を経由して第2i番目の電圧コンバータ対(B21およびB22)に接続され、また各2i番目の電圧コンバータ対の第1コンバータ(B21)および第2コンバータ(B22)の中点は、インダクタンス(L21またはL22)を経由して第(2i-1)番目の電圧コンバータ対(B11およびB12)に接続しており、スイッチ(Hi1 、Hi2 )は、前記の各電圧コンバータ対とつながっており、前記スイッチにより、a)第1位置(Hi1 )において、機関車に給電している直流給電電圧が前記各電動機の端子において必要な電圧より高いとき、第2i番目または第(2i-1)番目の前記各電圧コンバータ対を、電動機M2i-1またはM2iに対する降圧チョッパとして接続し、またb)第2位置(Hi2)において、機関車に給電している直流給電電圧が前記各電動機の端子において必要な電圧より低いとき、第2i番目または第(2i-1)番目の前記各電圧コンバータ対を、電動機M2i-1またはM2iに対する昇圧チョッパとして接続することができることを特徴とする交直両用機関車の給電システム。
IPC (2件):
B60L 9/14 ,  B60L 9/18

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