特許
J-GLOBAL ID:200903074094958511

可溶性粉末チョコレートおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-017618
公開番号(公開出願番号):特開平8-205773
出願日: 1995年02月06日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【目的】 チョコレートの風味を有し、お湯または温めた牛乳に容易に溶解し、飲用できる粉末チョコレートおよびその製造方法に関する。【構成】 チョコレートに界面活性剤を0.2〜1.0%添加、混合し、さらに水分が11〜25重量%になる様に加水し、乳化物とした後、品温を90°C以下に保持しつつ乾燥し、粉砕し、次いで比重が0.35〜0.55、粒径が5mm以下とすることを特徴とする可溶性粉末チョコレートの製造方法。【効果】 本発明により得られた粉末チョコレートは耐熱性であり、カカオバターの融点以上の温度でも油脂のにじみ出しによる固結が起きず、保存性に優れる。また、通常のココアパウダーにより得られた調整ココアと比較し、温水や温めた牛乳への溶解性、分散性は同等である。また風味においては、従来の調整ココアで出せなかった原料チョコレートに由来するチョコレート感を持ち、ココア風味との差別性が明らかである。
請求項(抜粋):
可溶性粉末チョコレートの製造方法において、油分25〜35%のチョコレート生地にHLBの高い界面活性剤を0.2〜1.0%添加、混合し、さらに水分が11〜25重量%になるように加水して乳化物とした後、品温90°C以下で乾燥、ついで粉砕し、比重0.35〜0.55、粒径5mm以下とすることを特徴とする可溶性粉末チョコレートの製造方法。

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