特許
J-GLOBAL ID:200903074095875164
画像符号化装置および画像符号化方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-188654
公開番号(公開出願番号):特開平9-018878
出願日: 1995年06月30日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【目的】 比較的小規模な装置構成で、高精細度と、標準精細度の両方のビデオ信号を符号化する。【構成】 複数個の標準精細度用の情報量圧縮部41〜44を備える。1系統の高精細度のビデオ信号を符号化するときには、分割処理部2により画像を複数に分割し、各分割画像のデータごとに情報量圧縮部41〜44において圧縮符号化を行なう。この場合に、情報量圧縮部での量子化に当たって、量子化マトリックスを複数の分割画像のデータについて同じものを使用する。また、各分割画像の境界部分のデータについての動き補償の動き検出の範囲を、隣接する他の分割画像の境界部分をも含める。
請求項(抜粋):
アナログビデオ信号を標本化し各標本値を画素データとした画像データにした後、冗長成分を取り除いて量子化して情報圧縮し、伝送するために符号化する画像符号化装置において、前記画像データについて、水平方向および垂直方向の複数画素データを1ブロックとし、このブロックを最小の処理単位として情報圧縮を行なうためのN(Nは2以上の整数)個の情報量圧縮部と、前記N個の情報量圧縮部を第1のモードで動作させるか、第2のモードで動作させるかを選択制御する符号化制御部とを備え、前記N個の情報量圧縮部のそれぞれは、前記冗長成分を取り除くために、前記ブロック毎に、ビデオ信号の空間的な相関による情報圧縮のためのデータ変換を行なう変換手段と、人間の視覚特性上の空間周波数毎の量子化感度の違いに応じて前記空間周波数毎に与えられる第1のパラメータと、量子化ステップ幅を定めるための第2のパラメータとに基づいて前記変換手段からのデータの量子化を行なう量子化手段とを有し、前記符号化制御部は、前記N個の情報量圧縮部に、前記第1および第2のパラメータあるいはこれらのパラメータを決定するための制御信号を供給すると共に、前記第1のモードでは、前記N個の情報量圧縮部で、前記第1のパラメータとして同じものを使用して前記量子化を行なうようにし、前記第2のモードでは、前記N個の情報量圧縮部において、前記第1のパラメータとして、それぞれが独立のものを使用して前記量子化を行なうようにすることを特徴とする画像符号化装置。
前のページに戻る