特許
J-GLOBAL ID:200903074096386922

自動二輪車の後輪懸架装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下市 努
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-137983
公開番号(公開出願番号):特開平6-344969
出願日: 1993年06月08日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】 構造の複雑化の問題を生じることなく外観を向上できる自動二輪車の後輪懸架装置を提供する。【構成】 電動モータ9と動力伝達機構10とを平面視略Γ字状に結合してなるモータユニット8の前側部分を車体フレーム2で上下揺動自在に支持し、上記モータユニット8の後端部で後輪17を軸支するとともに該モータユニット8と車体フレーム2との間に緩衝器20を配設した自動二輪車の後輪懸架装置を構成する。この場合に上記電動モータ9のモータケース9aを車幅方向に延びる横断面略円筒状に形成し、該モータケース9aと上記動力伝達機構10の伝動ケース10bとで形成されるコーナ部と後輪17の前縁との間に上記緩衝器20を配置する。また該緩衝器20の下側部分を後輪17の前縁下部17cに沿って後方に傾斜させ、かつ下側軸支部を上記伝動ケース10bの下縁付近に位置させ、該緩衝器20の上側部分を上記モータケース9aの後縁上部9cに沿って前方に傾斜させ、かつ上側軸支部を上記伝動ケース10bの上縁付近に位置させる。
請求項(抜粋):
電動モータと動力伝達機構とを平面視略Γ字状に結合してなるモータユニットの前側部分を車体フレームで上下揺動自在に支持し、上記モータユニットの後端部で後輪を軸支するとともに該モータユニットと車体フレームとの間に緩衝器を配設した自動二輪車の後輪懸架装置において、上記電動モータのモータケースを車幅方向に延びる横断面略円筒状に形成し、該モータケースと上記動力伝達機構の伝動ケースとで形成されるコーナ部と後輪の前縁との間に上記緩衝器を配置し、該緩衝器の下側部分を後輪の前縁下部に沿って後方に傾斜させ、かつ下側軸支部を上記伝動ケースの下縁付近に位置させ、該緩衝器の上側部分を上記モータケースの後縁上部に沿って前方に傾斜させ、かつ上側軸支部を上記伝動ケースの上縁付近に位置させたことを特徴とする自動二輪車の後輪懸架装置。

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