特許
J-GLOBAL ID:200903074101742031

無煙式多孔質炭の製造方法及びその製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小杉 武夫
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2002007610
公開番号(公開出願番号):WO2003-060039
出願日: 2002年07月26日
公開日(公表日): 2003年07月24日
要約:
木材乃至竹材などの原料を加熱して生じた可燃性ガスを燃焼した時に生じる熱エネルギーによって、前記の原料を空気流入調整下に完全焼却させずに、短時間に大量且つ効率的に加熱処理して多孔質炭を製造する無煙式多孔質炭の製造方法及びその製造装置を提供する。原料投入口から投入された木材乃至竹材などの原料Mを下方より加熱して逐次炭化及び可燃性ガスを発生させる逐次炭化室12と、前記の逐次炭化室の下方に連続して設置してなる高熱処理室13と、前記の高熱処理室と下方の開口部を介して連通してなる残留ガス燃焼室16と、前記の残留ガス燃焼室から連続する上方に向けて設置してなる排気筒17と、前記の高熱処理室で高熱処理した中間炭化物を炉外に取出する手段とを備え、前記の高熱処理室及び残留ガス燃焼室の外壁には外気を適宜量室内に取り込むための空気調節口15を設けてなる。
請求項(抜粋):
木材乃至竹材などの原料を高熱処理して多孔質炭を製造する方法であって、前記の原料を空気流入調整下において加熱して逐次炭化及び可燃性ガスを発生して初期炭化物を生成するガス化・炭化工程と、前記の初期炭化物を空気流入調整下において前記の可燃性ガスを燃焼して高温加熱処理して中間炭化物を生成する高熱処理工程と、前記の高熱処理した中間炭化物を炉外に取出する工程とを備え、前記の一連の工程を経てガス化・炭化工程で発生した可燃性ガスを高熱処理工程で完全燃焼させて発生した熱エネルギーの一部をガス化・炭化工程で原料を加熱する熱源とすることによって、稼動開始後は系内のエネルギーのみで連続稼動が可能であることを特徴とする無煙式多孔質炭の製造方法。
IPC (5件):
C10B53/02 ,  B01J20/20 ,  B01J20/30 ,  B09B3/00 ,  C01B31/02
FI (5件):
C10B53/02 ,  B01J20/20 A ,  B01J20/30 ,  B09B3/00 302Z ,  C01B31/02 101B

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