特許
J-GLOBAL ID:200903074102136399

推進掘削によるヒューム管埋設工法と該工法に使用する自動測量用自走装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 定次 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-155639
公開番号(公開出願番号):特開平7-011876
出願日: 1993年06月25日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】カーブ掘削の工期の短縮、管内測量要員の削減、小口径管内での苦渋作業からの解放を達成することができる自動測量用自走装置を提供する。【構成】自動追尾式トータルステーション10、電力供給用バッテリー11、自走台車制御用マイクロコンピューター12及び測量制御用マイクロコンピューターを搭載した自走台車9に、自走台車の傾斜角を検出する傾斜角検出装置部と、減速機付モーター15の回転を、自走台車下面の二個の駆動輪16に各独立して伝達するようにした傾斜修正手段と、走行停止のためのブレーキ手段17と、傾斜角度を検出して傾斜修正手段を制御し走行距離を検出するためのエンコーダー18と、ヒューム管内壁に接触して自転する四個の補助輪20と、自走台車を安定固定させるための三本の金属製のアウトリガー21と、モーターの水平軸回転を垂直方向に伝達するアウトリガー駆動手段とからなる。
請求項(抜粋):
埋設すべきヒューム管の外径よりも径の大きい掘削ビットを具備すると共に中折れ部分を具備したトンネル掘削装置に連続させて、立坑に配設された後押しジャッキの押し出し動作と引っ込め動作により、ヒューム管を順次継ぎ足すとともに、掘削穴とヒューム管の外周面の間に泥を充填しつつ推進掘削するヒューム管埋設工法において、順次継ぎ足すヒューム管の内壁に両側から測量可能な反射鏡を配設するとともに、ヒューム管内を無軌道走行する自走台車に自動追尾式トータルステーションを搭載して、立坑に予め設置された基準反射鏡を起点とし、前記反射鏡と前記自動追尾式トータルステーションとによる三角測量方法を用いて、自走台車に搭載した自動追尾式トータルステーションの座標を求めて距離と角度からヒューム管の内壁に配設した反射鏡の座標を求め、この動作をトンネル掘削装置まで繰り返すために自走台車を前進させて、トンネル掘削装置の方位、座標を求めた後、自走台車を最後部のヒューム管まで後退させ、該台車の前進と後退を、後押しジャッキの押し出し動作と引っ込め動作の間毎に行い、次回の掘削作業における修正データーを掘削作業者に通信手段により認知させ、掘削方向を修正するようにしたことを特徴とする推進掘削によるヒューム管埋設工法。
IPC (2件):
E21D 9/06 311 ,  E21D 9/06 301

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