特許
J-GLOBAL ID:200903074107656625

圧縮ガス充填装置及び圧縮ガス充填方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-196625
公開番号(公開出願番号):特開2003-011799
出願日: 2001年06月28日
公開日(公表日): 2003年01月15日
要約:
【要約】【課題】 本発明は目標圧力に達するまで段階的に圧縮ガスを充填する充填方法で充填時間を短縮して効率良く充填できることを課題とする。【解決手段】 圧縮ガス充填装置10は、充填前の圧力値P0と第1段階の充填工程の検出圧力P2との圧力差(P2-P0)を予備段階、第1段階の充填時間T1+T2で割ることにより、第1段階の充填工程の圧力上昇率(傾きa2)を演算する。次に、予備段階の充填工程の圧力上昇率(傾きa1)と第1段階の充填工程の圧力上昇率(傾きa2)との比から第2段階の充填工程の係数k2を演算する。次に、係数k2に基づいて第2段階の充填時間T3を演算する。第2段階の充填時間T3は、通常の予測時間より大きい割合の値に設定され、次回の充填停止までの時間が延長される。従って、第2段階の充填工程では、目標圧力PS付近での充填停止及び検出工程の回数を削減して充填開始から充填完了までの所要時間を短縮できる。
請求項(抜粋):
被充填容器への圧縮ガスの充填時間を演算する充填時間演算手段と、該充填時間演算手段により演算された充填時間の間、前記圧縮ガスを前記被充填容器に充填する充填手段とからなり、前記被充填容器内の圧力値が前記目標圧力値の所定範囲に達するまで前記充填時間演算手段による充填時間演算工程と前記充填手段による充填工程とを繰り返す圧縮ガス充填装置において、前記充填時間演算手段は、前記被充填容器の圧力値を検出する圧力検出手段と、前記被充填容器に充填すべき目標圧力値と当該被充填容器の現在の圧力値との差圧の大きさに基づいて当該被充填容器内の圧力値を所定の目標圧力値にするための理論上の充填時間を演算する第1の充填時間演算手段と、該第1の充填時間演算手段により演算された理論上の充填時間に予め定められた係数を乗算することにより実際に当該被充填容器に圧縮ガスを充填する実充填時間を演算する第2の充填時間演算手段と、からなり、前記第2の充填時間演算手段において用いられる係数は、前記被充填容器に充填すべき目標圧力値と当該被充填容器の現在の圧力値との差圧が小さくなるにつれ、大きくなるように設定されていることを特徴とする圧縮ガス充填装置。
IPC (2件):
B60S 5/04 ,  F17C 5/06
FI (2件):
B60S 5/04 ,  F17C 5/06
Fターム (4件):
3D026DA03 ,  3D026DA10 ,  3E072AA10 ,  3E072DA06

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