特許
J-GLOBAL ID:200903074112565956

未浄化加圧ガス流を清浄及び乾燥する二塔式ガス乾燥装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-336170
公開番号(公開出願番号):特開平11-226346
出願日: 1998年11月26日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 圧縮空気の温度が急低下した時でも、空気からの水分の凝結が発生し得ないほど含水率を下げられる改良型二塔式空気清浄/乾燥装置を提供する。【解決手段】 遠心分離室(14)を上小室(14a)と下小室(14b)に分ける仕切板(30)を有する遠心分離器(12)と、乾燥剤及びパージ管(66)を収容し、上方に設けたフラッパ弁(68)が、空気が上方に流れる時パージ管を通る空気流を制限し、空気が下方に流れる時パージ管を通る空気流を促進する1対の乾燥剤収容室(50)と、分離器から空気流を収容室へ送るか、収容室を大気に開くかを行う1対の2方制御弁(80)と、2方制御弁を周期的に切り換え、一方が空気を収容室へ送る間、他方を大気に開かせるタイマ制御装置(90)と、収容室のいずれか一方から出た空気の出力分を保管室へ流し、該空気の浄化分を空気が出ない他方の収容室へ迂回させるシャトル弁(64)とを含む。
請求項(抜粋):
空気圧系統に使用するためにガス供給源から受け取った未浄化加圧ガス流を清浄及び乾燥する二塔式ガス乾燥装置であって、(A)前記未浄化加圧ガス流から水分及び他の粒子を最初に遠心分離するための遠心分離室を画成しており、(a)内部に水平に配置され前記遠心分離室を上小室と下小室に実質的に分割するが、遠心分離によって集められた液体が前記上小室から前記下小室へ前記遠心分離室の内壁に沿って流れ落ちるのを阻止するには十分なほど分割しない仕切板、(b)前記遠心分離された液体を前記遠心分離室の底部で集める液体溜、及び(c)前記遠心分離された液体を前記液体溜から定期的に排水するドレーン弁と、を有する分離器と、(B)各々が乾燥剤を収容しており、(a)該記乾燥剤の上表面から下方へ、前記乾燥剤の上表面から底部までの長さの実質的に2/3だけ離れた位置まで、該乾燥剤内に垂直に延在しているパージ管、及び(b)前記乾燥剤及び前記パージ管の上方に設けられ、前記加圧ガスが前記乾燥剤収容室を上方に流れている時、閉弁して前記パージ管を通る前記加圧ガスの流れを制限すると共に、前記加圧ガスが前記乾燥剤収容室を下方に流れている時、開弁して前記パージ管を通る前記加圧ガスの流れを促進するフラッパ弁、を有する1対の乾燥剤収容室と、(C)該乾燥剤収容室の第1のものに連結され、開放状態または閉鎖状態のいずれかになることができ、前記開放状態の時に、前記未浄化加圧ガス流を前記分離器から前記第1の乾燥剤収容室へ送り、前記閉鎖状態の時に、前記第1の乾燥剤収容室を大気に開く第1の制御弁と、(D)前記乾燥剤収容室の第2のものに連結され、開放状態または閉鎖状態のいずれかになることができ、前記開放状態の時に、前記未浄化加圧ガス流を前記分離器から前記第2の乾燥剤収容室へ送り、前記閉鎖状態の時に、前記第2の乾燥剤収容室を大気に開く第2の制御弁と、(E)前記第1及び第2制御弁を交互に周期的に開閉し、前記第1の制御弁が前記開放状態にある時に、前記第2の制御弁は前記閉鎖状態にあり、前記第1の乾燥剤収容室はガス濾過/乾燥モードで機能して前記未浄化加圧ガスを前記第1の乾燥剤収容室内の前記乾燥剤に流すことができ、逆の場合も同様に作動するタイマ制御装置と、(F)前記第1の制御弁が前記開放状態にある時に、前記第1の乾燥剤収容室から出た濾過済み乾燥ガスの出力分を保管室へ流し、それと交互して、前記第2の制御弁が前記開放状態にある時に、前記第2の乾燥剤収容室から出た濾過済み乾燥ガスの出力分を前記保管室へ流すことができるシャトル弁と、を含み、該シャトル弁は、さらに、前記第1の制御弁が前記開放状態にある時に、前記濾過済み乾燥ガスの浄化分を前記第2の乾燥剤収容室へ流し、それと交互して、前記第2の制御弁が前記開放状態にある時に、前記濾過済み乾燥ガスの前記浄化分を前記第1の乾燥剤収容室へ流すことができるバイパス手段を備えている二塔式ガス乾燥装置。
IPC (2件):
B01D 53/26 ,  B01D 53/26 101
FI (2件):
B01D 53/26 Z ,  B01D 53/26 101 D

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