特許
J-GLOBAL ID:200903074114372063

メッセージのキューイング方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-173916
公開番号(公開出願番号):特開平6-019855
出願日: 1992年07月01日
公開日(公表日): 1994年01月28日
要約:
【要約】【目的】 マルチプロセッサ間の通信を司るメッセージ通信装置のメッセージのキューイング方法とその装置に関し、メッセージ通信機能を用いした際の通信制御をメッセージ通信制御装置にオフロードして手順を簡単化し、さらにメッセージの転送を保証するメッセージのキューイング方法とその装置を目的とする。【構成】 マルチプロセッサ内の前記プロセッサからメッセージが送信された際には、メッセージ通信装置内のメッセージバッファ1はその受信したメッセージを記憶し、そして、メッセージが指示するメッセージ通信装置への宛先毎にそのバッファをキューイングし、宛先のマルチプロセッサID毎に到着順にエンキューしたリストをテーブル2は記憶し、それと同時にメッセージの到着順に宛先アドレスすなわちマルチプロセッサIDをリングバッファ3は記憶し、送信手段4は、これらのメッセージをプロセッサから受信した際には、先ずリングバッファに格納されている宛先アドレスを読み出して、その宛先に対応するテーブルにエンキューされたバッファに格納されたメッセージを送出する。
請求項(抜粋):
複数のプロセッサより成る複数のマルチプロセッサ間をメッセージ通信によって結合するメッセージ通信方式において、前記マルチプロセッサ内の前記プロセッサから受信したメッセージをバッファに格納し、送出すべきマルチプロセッサID毎にリスト構造化してキューイングする第1の工程と、受信した前記メッセージを到着順に宛先アドレスでリングバッファに記憶する第2の工程と、該第2の工程で記憶した宛先を読み出して前記第1の工程でキューイングされたバッファを読み出してメッセージを送出する第3の工程とより成ることを特徴とするメッセージのキューイング方法。

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