特許
J-GLOBAL ID:200903074118477242

インク噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-065503
公開番号(公開出願番号):特開平8-258261
出願日: 1995年03月24日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】 大量生産性、信頼性に優れ、容易に電気的接続が行えるインク噴射装置を提供すること。【構成】圧電セラミックス材料からなるアクチュエータ101は、射出成形法等により作製され、図中上方向に開口する複数の第1溝部102と、図中下方向に開口する複数の第2溝部103とが交互に、補強部109上に一列に形成されている。前記アクチュエータ101は、矢印120方向に分極される。前記第1溝部102と同ピッチで形成した第1電極パターン143を有する第1FPC基板141を、前記第1電極パターン143と第2傾斜部106上の第1電極121とを半田付けすることでアクチュエータ101に接合し、同様に第2溝部103と同ピッチで形成した第2電極パターン144を有する第2FPC基板142を、前記第2電極パターン144と第4傾斜部107上の第2電極122とを半田付けすることでアクチュエータ101に接合する。
請求項(抜粋):
インクが噴射される複数のインク液室と、分極された圧電セラミックスで少なくとも一部が形成されたアクチュエータ部材と、前記圧電セラミックスに駆動電界を発生するための電極とを有し、前記電極からの電界の発生により前記アクチュエータ部材を変形させて前記インク液室からインクを噴射するインク噴射装置において、前記アクチュエータ部材は、第1溝部と、前記第1溝部の両側に設けられ、且つ前記第1溝部の開口方向とは逆方向に開口し、その長手方向が前記第1溝部の長手方向と同方向の第2溝部とを有し、前記電極は、前記第1溝部内部の少なくとも側表面に形成された第1の電極と、前記第2溝部内部の少なくとも側表面に形成された第2の電極とからなり、前記第1溝部と前記第2溝部との少なくとも一方が前記インク液室を構成すると共に、前記アクチュエータ部材における圧電セラミックスの分極方向と前記各溝部の長手方向とが平行であり、前記第1及び第2の電極の少なくとも一方は、前記各溝部内部の側表面にその溝部の一端部から長手方向の途中部分に亙って形成されており、これにより駆動電界が圧電セラミックスの分極方向に対してほぼ垂直に印加されうることを特徴とするインク噴射装置。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 H

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